合格体験記
未出題
0
ミス
0
ヒット
1428
コンボ
0
レベル
10 / 40
レベルはいろんな条件を達成するごとに上がっていきます。
達成した条件は以下のスタンプで確認できます。
ヒット
100%
コンボ
0%
模試 80%
0回
模試 90%
0回
試験 | |
受験日 | 2023/11/27 |
点数 | |
タイトル | ネスペ、支援士持ちですが… |
何回目の受験か | 1 |
学習期間 | 7ヵ月 |
使用テキスト | シスコ技術者認定教科書 CCNA 完全合格テキスト&問題集[対応試験]200-301(白本)(ISBN:978-4-7981-6577-6) 初版第8刷 |
参考にしたサイト | Ping-t ネットワークエンジニアとして(https://www.infraexpert.com/) CCNAイージス(https://www.infraexpert.com/info/ccnaz7.html) |
学習方法 | 白本を精読しながら各章の問題集も解き、巻末の模擬問題も解いた後、Ping-tの最強WEB問題集→コマ問の順で学習。不明点は「ネットワークエンジニアとして」で調べました。 分厚い白本を精読するのが気持ち的に非常につらかったです。私は資格試験を受けるにあたり、全体像を把握したいので基本的に一度教科書的なものをじっくり読んでから問題を解くスタイルで取り組むようにしていますが、応用情報レベルの情報セキュリティ、ネットワーク分野の知識があればいきなりPing-tの問題(ピックアップ問題→その他)を解いていいと思います(基本情報レベルだと問題が4択なので知識的にはやや不足するかもしれません)。 Ping-tの問題を一通り終えたらコマ問を、コマ問を終えたらCisco Packet Tracerをするのがいいでしょう。応用情報を取れるならシミュレーション問題自体捨てても問題ないのではないかという気もします(受験料が高いのである程度はやっておいた方がいいとは思いますが)。 Ping-tの問題についてはコンボまで全問済ませたかったですが、スケジュールの関係で断念しました。最低でもピックアップ問題だけはフルコンボしておくのがいいかもしれません。 シミュレーション問題はコマ問で対策しましたが、コマ問はそれぞれの問題がコマンド1行に限られているので不十分です。ちゃんと解くならCisco Packet Tracerも使いましょう。業務で日常的にCisco機器を触っている人なら実際に機器を触るなり、そもそも対策の必要のない方も多いと思います。 ただし、サブネットのアドレスの範囲(ネットワークアドレス/ブロードキャストアドレスを求める問題やサブネットのIPアドレスの正誤判断の問題)は数が出るので、白本でいうとP.64「2進数に変換せずに求める方法」から求める方法をできるようにしておくと、その部分を確実な得点源にできる上に試験時間を大幅に節約できておすすめです。確実に習得しておきましょう。 基本的な方針としては情報ネットワークに関する知識を広く浅く習得しておくのがいいと思います。Ping-tを解いていて分からない問題が出たときにつまずくより、分からない問題はマークをつけておいて深追いはせず、どんどん問題を解いて知識の幅を増やしていく方がいいでしょう。分からない問題を理解していくのはその後でいいと思います。 |
試験の感想 | IT業務は未経験ですが、応用情報以下全て、支援士、ネットワークスペシャリスト、工事担任者(AI/DD総合種)、電気通信主任技術者(伝送交換/線路)、第一級陸上無線技術士など通信関連の資格、免許はあらかた持っています。それでも割と苦戦しました(試験後の感触から受かるとは思いましたが)。 基本的な情報通信の知識はあったので、CCNAを受けるにあたる問題点はCisco固有技術や固有用語(HSRP、CDP、OpenFlow以外のSDN系、EtherChannelなど)、Cisco機器の操作方法、試験問題のCisco語辺りに集約されるかなと思っていましたが、Cisco機器の操作方法が思った以上に大変に感じました。 ■勉強時間 勉強期間は7ヵ月強と長いですが、体調不良や私生活でのトラブルなどが続いたためで、実際の勉強時間は100~150時間程度だと思います。本腰を入れたのは10月に入ったくらいからだと思います。 ■試験内容 全88問。うちシミュレーション問題は3問出たと思います。基本的なルータの設定や疎通確認、IPv4、IPv6アドレスの設定、OSPFの設定などができるといいんじゃないかなと思います。 最初の方の問題は前提条件が指定されていないと回答できないんじゃないの、というようなものが多かった印象がありました。一般的に一番妥当そうなものを選ぶという形で解いたものの、確証を持って解けた問題は少なかったです。 最初のシミュレーション問題は半ばの40問~50問辺りで出たと思いますが、それ以降の通常の問題は最初の方の問題より素直なものが多かったように感じました。なので試験中は、最初の方の問題が難しかったり、シミュレーション問題で手こずったりしても諦めずに最後まで解くような気持ちや時間配分を意識するのがいいでしょう。実際の試験では、出題されたシミュレーション問題が想定より難しかったので、慣れないコマンドに時間を割かれるのは損だと思い、ある程度時間を決めて切り上げる形に気持ちを切り替えました。 全てのシミュレーション問題を途中で切り上げたので、シミュレーション問題に関しては部分点がなければ0点です。なので、仮に通常の問題と比べて3倍くらい配点があったとしても十分他でカバーできる程度なのだと思います。 終了時の残り時間は5分ほどでした。シミュレーション問題にやや時間を掛けすぎたので後半半分は駆け足で解きました。 Cisco語に関しては、不自然な点はあるにせよ理解に支障はほぼないかなという印象でした。 末尾の試験結果を見るとそこまで高いスコアではないことが分かると思います。私以上の点が取れた方はネスペや支援士試験も取れるポテンシャルはあると思っていいかもしれません。取っていない方はいずれトライしてみましょう。 逆に、ネスペが午後IIで50点台で取れないような人はCCNAを(受験しなくてもいいので)学ぶと合格の助けになると思いました。 ■試験でのトラブル つづいて試験のトラブルの話。 試験は会場CBTで受験しましたが、試験終了時にエラーが出て試験が終わってしまいました。会場係員の方によると受験日(2023年11月27日)の前日辺りから全国的に発生していたらしいバグで、係員の方には最後(88問目)の問題の結果(解答)が送信されない形で試験を終了することを了承するか、後日試験を受け直すかの選択を提示されましたが、まあ受かっているだろうという感触があり、受け直しも嫌だったので前者を選びました。 通常は試験終了後すぐ渡されるらしい試験結果の紙も出ず、ピアソンVUEやCiscoに問い合わせる形となり、結果は12月14日(17日後)発表とだいぶ待たされる形となりました。 試験内容もCiscoベンダとしての色が濃いためにあまり有意義なものだとも思えず、これで4万以上取られたのはさすがにちょっとなと思いました。なのでさっさとCCNP Enterpriseを取ってCisco試験はおしまいにしたいと思います。データセンター規模でも必要なさそうに思えるので、CCIEは取らないことに決めました。 ■試験結果 Network Fundamentals 65% Network Access 45% IP Connectivity 68% IP Services 80% Security Fundamentals 73% Automation and Programmability 80% |
次に受験予定の試験 | ITサービスマネージャ試験(SM)(春) CCNP Enterprise(夏か冬) プロジェクトマネージャ試験(PM)(秋) |