助け合いフォーラム
CCNA(200-301)
問題ID : 6020
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PCがサーバとの通信を行っている。
PCが送信したパケットが図の「4」にある時の送信元と宛先のIPアドレスについて、正しいものはどれか(2つ選択)
PCが送信したパケットが図の「4」にある時の送信元と宛先のIPアドレスについて、正しいものはどれか(2つ選択)
正解
宛先IP:192.168.3.1
送信元IP:192.168.1.1
解説
MACアドレスは直近(同一ネットワーク内)の送信元/宛先アドレスを指します。ネットワークをまたぐ際(ルータを通過する際)に、送信元/宛先MACアドレスは付け替えられます。
IPアドレスは最終の送信元/宛先を指すアドレスです。ネットワークをまたぐ際も変わりません。(NATを使用する場合を除く)
なお、スイッチを通過しても、パケットの送信元/宛先アドレスに変化はありません。スイッチのIPアドレスやMACアドレスが使用されるのは、スイッチ自身にアクセスする場合だけです。
よって、図の「4」の時点のパケットは以下のようになっています。
送信元MAC:4444.4444.4444
宛先MAC:6666.6666.6666
送信元IP:192.168.1.1
宛先IP:192.168.3.1
IPアドレスは最終の送信元/宛先を指すアドレスです。ネットワークをまたぐ際も変わりません。(NATを使用する場合を除く)
なお、スイッチを通過しても、パケットの送信元/宛先アドレスに変化はありません。スイッチのIPアドレスやMACアドレスが使用されるのは、スイッチ自身にアクセスする場合だけです。
よって、図の「4」の時点のパケットは以下のようになっています。
送信元MAC:4444.4444.4444
宛先MAC:6666.6666.6666
送信元IP:192.168.1.1
宛先IP:192.168.3.1
参考
【OSI参照モデルとルータ】

ルータがデータを受信するとレイヤ2ヘッダを外し、レイヤ3ヘッダにある宛先IPアドレスを確認し、新しいレイヤ2ヘッダを付けて転送します。
【OSI参照モデルと主な名称と主なヘッダ】

※パケットやフレーム等の名称は厳密に使い分けられていない場合や、一括りに PDU(Protocol Data Unit)と呼ばれる場合があります
【ルータの転送処理】
ルータは送られてきたデータを転送するために以下の処理を行います。

1.着信データのレイヤ2ヘッダを確認する
・「宛先MAC」が自身になっているか、FCS(データが壊れていないかを確認する情報)が正しいかを確認
・自身宛ではなかったり、FCSに異常があればフレームを破棄する
2.レイヤ2ヘッダを外し、レイヤ3ヘッダを確認して自身のどのインターフェースから転送すれば良いかを調べる
・「宛先IPアドレス」を基に、自身のルーティングテーブルから、次に転送するルータのIPアドレスや、出力インターフェースを調べる
・ルーティングテーブルに「宛先IPアドレス」に該当する情報が無い場合は受信したパケットを破棄する
3.パケットを転送するために必要となる転送先(ネクストホップ)の「MACアドレス」を調べる
・次に転送するルータのIPアドレスを基に、ARPテーブルからMACアドレスを調べる
・ARPテーブルに「次に転送するルータのIPアドレス」に該当する情報が無い場合はARPによって該当のMACアドレスを調べる
4.転送するパケットにレイヤ2ヘッダを付け、出力インターフェースからパケットを出力する
・送信元MACアドレスは自身の出力インターフェースのMACアドレスになる
・宛先MACアドレスは3で調べた転送先のMACアドレスになる
【MACアドレスとIPアドレス】
MACアドレスは直近(同一ネットワーク内)の送信元/宛先アドレスを指します。ネットワークをまたぐ際(ルータを通過する際)に、送信元/宛先MACアドレスは付け替えられます。
IPアドレスは最終の送信元/宛先を指すアドレスです。ネットワークをまたぐ際も変わりません。(NATを使用する場合を除く)
なお、スイッチを通過しても、パケットの送信元/宛先アドレスに変化はありません。スイッチのIPアドレスやMACアドレスが使用されるのは、スイッチ自身にアクセスする場合だけです。
例えば下図ネットワークの状況でPCからサーバにパケットを送信した場合、それぞれの位置によってMACアドレスは以下のように変化します。

・「1」と「2」の位置のパケットが持つアドレス
送信元MAC:1111.1111.1111
宛先MAC:3333.3333.3333
送信元IP:192.168.1.1
宛先IP:192.168.3.1
・「3」と「4」の位置のパケットが持つアドレス
送信元MAC:4444.4444.4444
宛先MAC:6666.6666.6666
送信元IP:192.168.1.1
宛先IP:192.168.3.1
・「5」と「6」の位置のパケットが持つアドレス
送信元MAC:7777.7777.7777
宛先MAC:9999.9999.9999
送信元IP:192.168.1.1
宛先IP:192.168.3.1

ルータがデータを受信するとレイヤ2ヘッダを外し、レイヤ3ヘッダにある宛先IPアドレスを確認し、新しいレイヤ2ヘッダを付けて転送します。
【OSI参照モデルと主な名称と主なヘッダ】

※パケットやフレーム等の名称は厳密に使い分けられていない場合や、一括りに PDU(Protocol Data Unit)と呼ばれる場合があります
【ルータの転送処理】
ルータは送られてきたデータを転送するために以下の処理を行います。

1.着信データのレイヤ2ヘッダを確認する
・「宛先MAC」が自身になっているか、FCS(データが壊れていないかを確認する情報)が正しいかを確認
・自身宛ではなかったり、FCSに異常があればフレームを破棄する
2.レイヤ2ヘッダを外し、レイヤ3ヘッダを確認して自身のどのインターフェースから転送すれば良いかを調べる
・「宛先IPアドレス」を基に、自身のルーティングテーブルから、次に転送するルータのIPアドレスや、出力インターフェースを調べる
・ルーティングテーブルに「宛先IPアドレス」に該当する情報が無い場合は受信したパケットを破棄する
3.パケットを転送するために必要となる転送先(ネクストホップ)の「MACアドレス」を調べる
・次に転送するルータのIPアドレスを基に、ARPテーブルからMACアドレスを調べる
・ARPテーブルに「次に転送するルータのIPアドレス」に該当する情報が無い場合はARPによって該当のMACアドレスを調べる
4.転送するパケットにレイヤ2ヘッダを付け、出力インターフェースからパケットを出力する
・送信元MACアドレスは自身の出力インターフェースのMACアドレスになる
・宛先MACアドレスは3で調べた転送先のMACアドレスになる
【MACアドレスとIPアドレス】
MACアドレスは直近(同一ネットワーク内)の送信元/宛先アドレスを指します。ネットワークをまたぐ際(ルータを通過する際)に、送信元/宛先MACアドレスは付け替えられます。
IPアドレスは最終の送信元/宛先を指すアドレスです。ネットワークをまたぐ際も変わりません。(NATを使用する場合を除く)
なお、スイッチを通過しても、パケットの送信元/宛先アドレスに変化はありません。スイッチのIPアドレスやMACアドレスが使用されるのは、スイッチ自身にアクセスする場合だけです。
例えば下図ネットワークの状況でPCからサーバにパケットを送信した場合、それぞれの位置によってMACアドレスは以下のように変化します。

・「1」と「2」の位置のパケットが持つアドレス
送信元MAC:1111.1111.1111
宛先MAC:3333.3333.3333
送信元IP:192.168.1.1
宛先IP:192.168.3.1
・「3」と「4」の位置のパケットが持つアドレス
送信元MAC:4444.4444.4444
宛先MAC:6666.6666.6666
送信元IP:192.168.1.1
宛先IP:192.168.3.1
・「5」と「6」の位置のパケットが持つアドレス
送信元MAC:7777.7777.7777
宛先MAC:9999.9999.9999
送信元IP:192.168.1.1
宛先IP:192.168.3.1
「IPアドレスがネットワークをまたぐ際も変わらない」という文言について
k
ka2wo
投稿日 2024/01/11
「IPアドレスは最終の送信元/宛先を指すアドレスです。ネットワークをまたぐ際も変わりません。」がありますが、NATでは、パケットのIPが書き換えられてしまうと思います。
「LAN内では」などの文言を注意書きとして書いておく、または、NATという例外があることを記載しておくと、より良いのではと思いました。
スタッフからの返信
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s staff_nagao
2024/01/12 11:18
ka2woさん ご指摘の点を修正致しました。 ご報告、誠にありがとうございました。