助け合いフォーラム

LPIC

LPIC Lv1-102(Ver5.0)
問題ID : 4695
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ホストのFTPサービスへ大量の接続試行があるため、TCPラッパーによるアクセス制限をかけることにした。「/etc/hosts.deny」ファイルに以下の行を追加した後の説明として正しいものはどれか。 但し、「/etc/hosts.allow」ファイルには以下の行は記載されていないものとする。また、vsftpdはFTPサーバである。 vsftpd : 192.168.0.10

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表の「アクセス制御」という項目の意味について

公開日 2023/05/21

解説では、「スーパーサーバinetdやxinetdはアクセス制御を行う際、TCPラッパーを利用します。」とあるので、表の中の「アクセス制御」は「TCPラッパー」のみでいいのではないかと思うのですが、違うのでしょうか?
「xinetdのみ」というのが箇条書きの一つとして列挙されていますが、これは何の意味があるのでしょうか?
そもそも日本語の箇条書きとして成立していますか?
表に記載のとおりに読むと、「アクセス制御は何で行いますか?」と問うたときに「TCPラッパーで行います」という場合と、「xinetdのみで行います」という答えになると思うのですが、これってなんだか変な気がするのです。
はっきりと説明できなくて申し訳ないのですが、これを見るとモヤモヤしてしまって毎回読み方がわからなくなってしまいます。

2023/05/21 21:05

解説に出てくる表は、複数の問題で共通のことがあります。
特に同分野内の「同時に覚えた方が学習効率がよい情報」をまとめてくれているので、1つの問題を解くことに直結していない情報もあります。
その分野を1周目に学習している途中では「知らないことも表に載っている」けれど、
2周目以降に見ると「あの問題とこの問題の答えが1つにまとめられていて覚えやすい」となり、学習効率が上がる仕様かと思います。

xinetdとアクセス制御については、xinetd自体がアクセス制御の機能を持っていたり、TCPラッパーと同時に利用してより厳正にできたりもするので、
このような表になっているのだろうと思います。

問題ID 4605(ご質問と同分野の問題「スーパーサーバについての説明で誤っているものはどれか」)の解説にもこの表が登場するのですが、
解説文中に
【「xinetd」のアクセス制御は、「/etc/xinetd.d/」内の個別ファイルで行う方法(xinetdのみ)と、TCPラッパーを併用する方法があります。】
という一文があります。

なお、inetdのアクセス制御はTCPラッパー一択です。
問題ID 4601(これもご質問と同分野の問題「inetdについて正しく説明しているものはどれか」)の解説にもこの表が登場するのですが、
正答【アクセス制御には「TCPラッパー」を利用する】
また誤答解説に
【inetdをスーパーサーバとする場合、アクセス制御にはTCPラッパーを使用するので、】
という一文があります。

ですので

表に記載のとおりに読むと、「アクセス制御は何で行いますか?」と問うたときに「TCPラッパーで行います」という場合と、「xinetdのみで行います」という答えになると思うのですが
というご見解は合っていると思います。


コメント

j jeronimmo521

2023/05/22 05:58

回答ありがとうございます。 丁寧に教えていただき感謝いたします。

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