合格体験記

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m masskaneko さんの合格体験記

Linuxを使っていたソフトウェアエンジニアが受けてみた

受験日 2022/04/07
未出題 0
ミス 26
ヒット 534
コンボ 55

レベル

11 / 40

レベルはいろんな条件を達成するごとに上がっていきます。
達成した条件は以下のスタンプで確認できます。

ヒット

96%

コンボ

9%

模試 80%

1回

模試 90%

1回

試験
LPIC Lv1-102(Ver5.0)
受験日 2022/04/07
点数 740
タイトル Linuxを使っていたソフトウェアエンジニアが受けてみた
何回目の受験か 1
学習期間 40時間
使用テキスト Linux教科書 LPIC レベル1 スピードマスター問題集 Version5.0対応 (通称 白本)
参考にしたサイト LPI日本支部による解説 https://www.youtube.com/watch?v=Jd9w8hKzf_g&list=PL1MlA-eHE0-vF_5jpFdQjfMFpraRE9Qai&index=3
学習方法 ※Debian を日常的にデスクトップマシンとして使っていた時期がある、Ubuntu をソフトウェア開発用のサーバーとして運用していた経験がある、組込みLinuxで動くソフトウェアの開発経験がある、という実務経験を持つ人の受験記です 白本1章分→Ping-tの選択問題の順に解くことを全7章分繰り返す。解説だけで理解できてないことがあれば、ググる、man を流し読む、手元の WSL で確かめる。ググって出てきたページには古いものや理解不足の個人が書いたものも含まれるので注意。WSLでは systemd, X, プリンタといった試験範囲内の処理を動作させにくい、または不可能なものもあることに注意。 Ping-tの選択問題では、自信なく正答した問題は間違えたことにする。LPI日本支部によるLPIC1-102の動画で、白本とPing-tで学んだ内容に該当する部分を見る。知ってる部分は飛ばす。全く知らなかったこと、勘違いしていたことをキーワードだけ端的にメモする。知識はあるのに間違えた問題があれば、その理由もメモする。 Ping-tの選択問題でミスったものをミスが減るように繰り返し解く。ミスを0まで減らそうと思ったが、これ以上細かい事を記憶する意味は実務上ないと判断して、やる気がなくなった。 試験前日にコマ問を全分野最低10問ずつ。弱い部分だけ全問やる。覚えきれないコマンドについて、オプション一覧だけ書いて内容を思い出すためのメモと、その逆(内容だけ書いてオプションを思い出すためのメモ)をテキストファイルとして作る。このファイルはインターネット上にアップロードし、スマホで見られるようにしておくとよい。 試験当日に白本の模擬試験(50/60)
試験の感想 101 と同じく、実務経験があっても全く勉強しないで臨むと 40% 程度の正答率になるのではないかという所感です。主な教材は白本とPing-tで、歯抜けの知識や勘違いしていた知識を補強するのに役立ちました。全く知らなかった知識も 30% ほどあったと感じています。Ping-t の問題は充実していて、記憶の定着確認に役立ちました。また、「実務においてこれ以上細かいことを暗記する必要はない」というラインが Ping-t のレベル10くらいではないかと思い、そこで選択問題のミスを減らしたり、模擬試験でコンボを増やすことはやめました。 シェルスクリプト、ロギング、ネットワーク、暗号化の知識は、Linux を扱うどの技術者にとっても普遍的であり、レベル1の試験に課す意味があると思いました。一方、Linux を扱う技術者のうち、試験範囲にあるメールサーバーとプリントサーバーを構築する人は1パーセントもいないのではと思えました。また、Linux のサーバーとして多く採用されていることや IaaS の普及を考えると、デスクトップ環境をほとんど使わない技術者の方が多数派ではないかと推測します。X の知識は LPIC1 として妥当か、やや疑問が残りますが、これくらいは課してもよいというぎりぎりの線に感じます。 試験が終わった後に Linux Essentials と試験範囲を比べてみました。私のソフトウェアエンジニアとしての実務経験からすると、初級の知識としては Linux Essentials の方が実務につながる知識がコンパクトにまとまっており、LPIC1 の方が多少役立つ知識が広いものの出番の少ない領域もあるという感想です。 企業内ネットワークやデータセンターを手掛けるインフラエンジニアであれば、LPIC2 へ進んでより多くの知識を暗記する意味が大きいのかもしれませんが、開発環境が Linux であるソフトウェアの開発エンジニアであれば LPIC1 で止めておいても、あるいは Linux Essentials でも十分なのかもしれないと感じました。
次に受験予定の試験 DevOps Tools Engineer