助け合いフォーラム

Cisco

CCNA(200-301)

問題ID : 7056

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PCからSwitchにpingできるようするため、SwitchにIPアドレスを設定するにはどのコマンドを使用すれば良いか。
なお、Switchの設定はデフォルトのままになっている。

(config)#interface vlan 1
(config-if)#ip address 192.168.2.2 255.255.255.0
(config-if)#no shutdown

(config)#interface vlan
(config-if)#ip address 192.168.2.2 255.255.255.0
(config-if)#no shutdown

(config)#interface FastEthernet 0/1
(config-if)#ip address 192.168.2.2 255.255.255.0
(config-if)#no shutdown

(config)#interface FastEthernet 0/2
(config-if)#ip address 192.168.2.2 255.255.255.0
(config-if)#no shutdown

(config)#interface Ethernet 0/1
(config-if)#ip address 192.168.2.2 255.255.255.0
(config-if)#no shutdown

(config)#interface vlan 2
(config-if)#ip address 192.168.2.2 255.255.255.0
(config-if)#no shutdown

正解

(config)#interface vlan 1
(config-if)#ip address 192.168.2.2 255.255.255.0
(config-if)#no shutdown

解説

スイッチには、「管理VLAN」と呼ばれる論理的なインターフェースがあります。
スイッチにIPアドレスを設定する場合は、ルータのようにポートごとの設定は必要なく、その「管理VLANインターフェース」に対して設定を行います。

【コマンド構文：スイッチへのIPアドレスの設定】

スイッチのデフォルトの設定では全てのポートがアクセスポートVLAN1になっているので、管理VLANは「VLAN1」に設定します。

設定例）
Switch(config)#interface vlan 1
Switch(config-if)#ip address 192.168.2.2 255.255.255.0
Switch(config-if)#no shutdown

その他の選択肢については以下の通りです。
・(config)#interface vlan
　(config-if)#ip address 192.168.2.2 255.255.255.0
　(config-if)#no shutdown
VLAN番号の指定が足りません。
コマンドが不完全なので「% Incomplete command.」メッセージが表示されます。

・(config)#interface FastEthernet 0/1
　(config-if)#ip address 192.168.2.2 255.255.255.0
　(config-if)#no shutdown
・(config)#interface FastEthernet 0/2
　(config-if)#ip address 192.168.2.2 255.255.255.0
　(config-if)#no shutdown
・(config)#interface Ethernet 0/1
　(config-if)#ip address 192.168.2.2 255.255.255.0
　(config-if)#no shutdown
スイッチは物理ポートにIPアドレスを設定できません。
コマンドが正しくないので「% Invalid input detected at '^' marker.」メッセージが表示され、誤っている部分に「^」が表示されます。

・(config)#interface vlan 2
　(config-if)#ip address 192.168.2.2 255.255.255.0
　(config-if)#no shutdown
管理VLANを2にしてIPアドレスを割り当てても、PCと接続しているポートがVLAN1なので、PCからのpingは届きません。

参考

【異なるネットワークに属するスイッチへのTelnetで必要になる設定】
異なるネットワークに属するスイッチに Telnetするには、スイッチに以下の設定をしておく必要があります。
・管理インターフェース（interface vlan）への「IPアドレスの設定」と有効化（スイッチにアクセスするための設定）
・デフォルトゲートウェイの設定（異なるネットワークと通信するための設定）
・VTY（Virtual TeletYpe：仮想端末）ポートに対するパスワードの設定（Telnet接続を認証するための設定）
また、特権モードに移行するためには「enableパスワード」も設定しておく必要があります。

【コマンド構文：スイッチへのIPアドレスの設定】
スイッチにIPアドレスを割り当てるには、物理インターフェースではなく仮想の管理インターフェースに対してIPアドレスの設定を行います。

【コマンド構文：デフォルトゲートウェイの設定】

【パスワード設定コマンド】

【パスワードと操作モード】