助け合いフォーラム
CCNA(200-301)
問題ID : 7467
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ネットワーク層(レイヤ3)の接続性を確認できるコマンドはどれか(3つ選択)
正解
ping
traceroute
show ip route
解説
選択肢のうち、ネットワーク層の接続性を確認できるコマンドは「ping」と「traceroute」と「show ip route」です。
「ping」や「traceroute」コマンドを使用し、宛先からの応答の有無を見ることでネットワーク層レベルでの接続性を確認できます。
「show ip route」コマンドを使用し、宛先ネットワークまでの経路情報の有無を見ることでネットワーク層レベルでの接続性を確認できます。
【接続性や状態を確認する際に使用する主なコマンド】
【そのほかの選択肢について】
・show interfaces
上記コマンドを使用することで、物理層とデータリンク層の状態(up/upやup/downなど)を確認できますが、ネットワーク層の接続性の確認はできません。
・telnet
トランスポート層以上に問題がある場合、ネットワーク層レベルの接続性があったとしてもtelnetが失敗します。
そのためtelnetコマンドは、ネットワーク層レベルの接続性の確認では使用せずに、トランスポート層(レイヤ4)以上の動作を確認する際に利用します。
「ping」や「traceroute」コマンドを使用し、宛先からの応答の有無を見ることでネットワーク層レベルでの接続性を確認できます。
「show ip route」コマンドを使用し、宛先ネットワークまでの経路情報の有無を見ることでネットワーク層レベルでの接続性を確認できます。
【接続性や状態を確認する際に使用する主なコマンド】
【そのほかの選択肢について】
・show interfaces
上記コマンドを使用することで、物理層とデータリンク層の状態(up/upやup/downなど)を確認できますが、ネットワーク層の接続性の確認はできません。
・telnet
トランスポート層以上に問題がある場合、ネットワーク層レベルの接続性があったとしてもtelnetが失敗します。
そのためtelnetコマンドは、ネットワーク層レベルの接続性の確認では使用せずに、トランスポート層(レイヤ4)以上の動作を確認する際に利用します。
参考
【ボトムアップ】
トラブルシューティングの方法はいくつかありますが、物理層から順に確認していくトラブルシューティングの方法は「ボトムアップ」と呼ばれます。
各層の主な確認ポイントを以下に記します。
レイヤ1
・ケーブル
レイヤ2
・NIC
・インターフェースのカプセル化タイプ
・clock rate(シリアルインターフェースのDCE側)
レイヤ3
・IPアドレスとサブネットマスク
・ルーティング情報
レイヤ4~7
・ファイアウォール、ACL
・URL
・各種アプリケーション
【接続性や状態を確認する際に使用する主なコマンド】
【OSI参照モデルとTCP/IP】
トラブルシューティングの方法はいくつかありますが、物理層から順に確認していくトラブルシューティングの方法は「ボトムアップ」と呼ばれます。
各層の主な確認ポイントを以下に記します。
レイヤ1
・ケーブル
レイヤ2
・NIC
・インターフェースのカプセル化タイプ
・clock rate(シリアルインターフェースのDCE側)
レイヤ3
・IPアドレスとサブネットマスク
・ルーティング情報
レイヤ4~7
・ファイアウォール、ACL
・URL
・各種アプリケーション
【接続性や状態を確認する際に使用する主なコマンド】
【OSI参照モデルとTCP/IP】
tracerouteについて
k
kaki_xxx
公開日 2023/10/27
ネットワーク層の接続性の確認のコマンドとして、tracerouteが答えの一つとなっていますが、
調べてみたところ、Cisco IOSのtracerouteコマンドはUDPデータグラムを使用して接続性の確認を行うようです
https://www.cisco.com/c/ja_jp/support/docs/ios-nx-os-software/ios-software-releases-121-mainline/12778-ping-traceroute.html#anc27
WindowsのtracertコマンドであればICMPを使用するのでネットワーク層の接続性確認といえますが、
tracerouteコマンドはCisco IOSやUNIX系OSともにUDPを使用するので
いまいち回答に納得がいかないです
2023/10/27 23:34
WindowsのtracertコマンドであればICMPを使用するのでネットワーク層の接続性確認といえますが、
tracerouteコマンドはCisco IOSやUNIX系OSともにUDPを使用するので
いまいち回答に納得がいかないです
これは難しいですね…とはいえ、UDP(トランスポート層)での接続性が確認できるということはそれより下のレイヤ(物理層、データリンク層、ネットワーク層)がすべてOKということが言えるので、別に間違っているわけではないんですよね ^^;
コメント
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