助け合いフォーラム
RouterA>enable
RouterA#configure terminal
①RouterA(config)#ip access-list extended pingACL
RouterA(config-ext-nacl)#deny icmp host 192.168.1.100 host 192.168.3.100
②RouterA(config-ext-nacl)#permit ip any any
RouterA(config-ext-nacl)#exit
RouterA(config)#interface ethernet 0
③RouterA(config-if)#ip access-group pingACL in
コマ問の問題を解いています。
アクセスリストの作成でipが頭に付く時と付かない時の差が分かりません。
①ここにあるipは省略しても構わないでしょうか。
RouterA(config)#ip access-list extended pingACL
②ここのip any anyですが、ip があってもなくても構わないでしょうか。
RouterA(config-ext-nacl)#permit ip any any
③最後にethernetに適用する時は毎回 ip が付く。
RouterA(config-if)#ip access-group pingACL in
④拡張リストの場合だけ、ipが付くのかと思ったのですが、
標準アクセスリストの場合もip が付いているものがあります。
なぜ★が付いている箇所だけipが書かれているのでしょうか。icmp any anyでもよさそうですが。
RouterA>enable
RouterA#configure terminal
RouterA(config)#access-list 100 deny icmp host 192.168.1.100 host 192.168.3.100
★RouterA(config)#access-list 100 permit ip any any
RouterA(config)#interface ethernet 0
★RouterA(config-if)#ip access-group 100 in
⑤以下のものはipが付いている箇所がありません。
付いていない理由をご教授いただきたいです。
RouterB>enable
RouterB#configure terminal
RouterB(config)#access-list 1 deny host 192.168.1.100
RouterB(config)#access-list 1 permit any
RouterB(config)#line vty 0 4
★RouterB(config-line)#access-class 1 in
アクセスリストの作成でipが頭に付く時と付かない時の差が分かりません。
番号付きACLか名前付きACLかでコマンド構文は異なります。
■番号付きACL
(config)# access-list number [ permit | deny ] source wildcard
■名前付きACL
(config)# ip access-list standard name
(config-std-nacl)# number [ permit | deny ] source wildcard
①ここにあるipは省略しても構わないでしょうか。
RouterA(config)#ip access-list extended pingACL
「ip access-list extended pingACL」で一つのコマンド構文なので、省略はできません。
②ここのip any anyですが、ip があってもなくても構わないでしょうか。
RouterA(config-ext-nacl)#permit ip any any
ここでは「IP」プロトコルのトラフィックを指定しているので、あるとないでは制限する内容が変わってしまいます。
このコマンド単体では、IPプロトコルの通信を全て許可しているだけで、他のプロトコルについては許可していません。
③最後にethernetに適用する時は毎回 ip が付く。
RouterA(config-if)#ip access-group pingACL in
毎回ipが付くというより、インターフェースへのコマンド構文「(config-if)# ip access-group name [ in | out ]」です。
一つのコマンド構文なので、もちろん省略もできません。
④拡張リストの場合だけ、ipが付くのかと思ったのですが、
標準アクセスリストの場合もip が付いているものがあります。
書かれている「RouterA(config)#access-list 100 deny icmp host 192.168.1.100 host 192.168.3.100」は拡張ACLです。
ACL番号100~199は拡張ACLで使用される番号ですし、プロトコルを指定しているので拡張ACLです。
「RouterA(config)#access-list 100 permit ip any any」このコマンドは
access-list 100に「IPのトラフィックを許可する」という新たな条件文を追加しているコマンドです。
なので、このコマンド入力時点で、ACL番号100には
・192.168.1.100から192.168.3.100へのICMP通信を拒否する
・全ての送信元から宛先へのIP通信を拒否する
という2つの条件があるこおになります。
⑤以下のものはipが付いている箇所がありません。
付いていない理由をご教授いただきたいです。
これはVTYに対してACLを適用するコマンド構文です。ipが省略されているわけではなく、そういうコマンド構文です。
■VTY回線へのACLの適用
(config)# line vty 0 15
(config-line)# access-class [ number | name ] [ in | out ]
コメント
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y yorimi9
2024/01/31 14:01
ありがとうございます。もともと、そういった構文なのですね。 もう少し調べてみます。丁寧にありがとうございました!