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DHCPの除外アドレスの設定について
DHCPプールを設定し、そこから特定のアドレスを除外する設定を行う場合、以下のようなコマンド手順になると思います。
Router(config)#ip dhcp pool testA
Router(config-dhcp)#network 192.168.10.0 255.255.255.0
Router(config-dhcp)#exit
Router(config)#ip dhcp excluded-address 192.168.10.16 192.168.10.31 ★
このとき、対象となるアドレスプールを指定することなく除外するアドレス範囲を指定するコマンド(★)にあまり納得しきれません。
そういった仕様と言われればそれまでなのですが、
- 除外アドレスを指定するコマンド内で、対象となるアドレスプールを指定する
- もしくは、DHCPコンフィギュレーションモードを抜けずに、その中で除外コマンドを実行する(DHCPコンフィギュレーションモードで★コマンドを実行する)
といった方が、自然ではないかと思ってしまいます。
例えば、複数のDHCPアドレスプールがあった状態で、除外するアドレス範囲を指定された場合にどのように対象のDHCPアドレスプールを特定するのかが疑問です。
それとも、
一つのDHCPサーバに複数のDHCPプールを設定することはないので考慮不要、
または複数設定できても、それぞれのDHCPプールのアドレス範囲が重複することはないため、指定された除外アドレスで対象のDHCPプールが特定できる
といったことなのでしょうか。
問題と直接関係のない質問で恐縮ですが、理解と認識齟齬解消のため、ご回答いただけますと幸いです。
DHCPサーバーで特定のアドレスを除外する機能は、除外アドレスがどのDHCPプールに属しているかに関わらず
全てのDHCPプールにわたって適用されます。
基本的にアドレスプールの範囲が重複することはないですが、
仮に以下のような3つのプールを持つDHCPサーバがあるとします。
ip dhcp pool pool100
network 192.168.10.0 255.255.255.0
!
ip dhcp pool pool200
network 192.168.10.0 255.255.255.248
!
ip dhcp pool pool300
network 192.168.10.0 255.255.255.128
このとき例えば「192.168.10.1」を除外する設定をすれば、すべてのプールでこのアドレスは使用しません。
サーバーがいかなる状況下でもクライアントにこのアドレスを割り当てないように保証します。
コメント
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I Irodori03
2024/03/07 17:12
ご回答いただきありがとうございます。 除外するアドレスはサーバに設定されている全てのDHCPプールに適用されるため、対象となるプールを指定する必要がないとのこと、理解いたしました。