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LGPLのソフトウェア公開義務について
問題文は
OSSを他のソースコードと組み合わせて再配布する場合、他のソースコードの公開を求めないライセンスはどれか
回答にはLGPLが該当するとのことですが、問題文の"組み合わせて"の定義が少し疑問です。
解説の表だけを見ると確かにLGPLは該当するように見えます。
ですが、LGPLは、そのLGPLライブラリを動的リンクする分にはLGPLは適用不要(利用元のソースコードの開示は不要)ですが
静的リンクでソースコードとして組み込んだらLGPLは適用されソースコードの開示が必要になりますよね。
現に、本問解説の後の参考の説明にも「LGPLのバイナリを動的リンクとして呼び出すソフトウェアにはLGPLの権利は及びません。
LGPLのコードをソフトウェアに組み込んだ場合は、LGPLが適用され、ソースコードの開示が必要となります。」とあります。
改めて問題文には「OSSを他のソースコードと組み合わせて再配布する場合」とあります。
LGPLは上記のとおり動的リンクと静的リンクでソースコード公開要否が変わってくるはずで
この問題文は「"ソースコードと"組み合わせて」とあるのでLGPLでもどちらかといえば静的リンクの方を指しているような書き方です。
にもかかわらず、どうして動的リンクの方の側面が採用されLGPLが該当するとされているのかがよく分かりません。
初学者です。GPLとAGPLが明らかな間違い(GPLのコードが含まれたプログラムはソースコードを公開しなければならない)であれば、条件に3つ選択せよとあるので、消去法でLGPLを選択するという考え方ではだめでしょうか。
組み合わせたか、組み込んだか、ではなく、つまり日本語の解釈とか、出題文の日本語がどうとかではないような気がいたしますがいかがですか?
ある部分では正解で、ある部分では不正解でも、他の条件と組み合わせれば、問題として正答(最も問題文の条件に近いもの)が1つになる、というのは試験問題としてそれなりにある出題形式なのではないでしょうか。
コメント
LGPLはライブラリの利用を促進することが特徴のライセンスであるため、特に注釈がない場合は、一般的には動的リンクを想定しているのではないでしょうか。
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m miki_y
2024/04/09 23:46
ありがとうございます。 日本語の解釈がどうとかいうのは、質問のためにそういう書き方をしてしまいましたが、要は、LGPLはソースコードの公開が必要な場合もあるにも関わらずLGPLが正解の1つになっているのがおかしいのではないか、という単純な問いかけです。 難問や悪問が混じっていても完璧を目指さず確実に取れる問題だけ相手にして要領よく点を取って時短で合格しよう、というのは、まああるのですが、 テクニックだけを突き詰めれば究極こんなフォーラムも、動作確認するための仮想環境も何も必要なくなります。 ただの点取りではなく実用も考慮して正しい理解もしておきたいからこそ フォーラムの活用や実環境での動作確認にもある程度は時間を使いながら 進めているので。 そもそも、仮にテクニック偏重で機械的で丸暗記する立場で捉えたとしても、こういう問題のために誤った暗記をして実際のLinucで間違うのもつまらない話なので。