助け合いフォーラム
CCNA(200-301)
問題ID : 7919
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SwitchCをSwitchBにトランク接続する。
接続後の状態について正しい記述はどれか。
接続後の状態について正しい記述はどれか。
正解
SwitchAのVLAN10とVLAN20が削除される
解説
VTPはスイッチ間でVLAN情報を同期するためのプロトコルです。
VTPによる同期を行うには以下の条件を満たす必要があります。
【VTPによるVLAN情報の同期の条件】
1. トランクポートによる接続
2. VTPドメイン名の一致
3. VTPモードはサーバもしくはクライアント
4. VTPパスワードの一致(VTPパスワードが設定されている場合)
5. VTPバージョンの一致
設問のSwitchをトランク接続すると、同期の条件を満たすのでVTPによる同期が行われ下記の状態になります。
よって正解は
・SwitchAのVLAN10とVLAN20が削除される
です。
その他の選択肢については、以下の通りです。
・SwitchBにVLAN10とVLAN20が追加される
・SwitchBのVLAN50が削除される
SwitchBはトランスペアレントモードなので同期しません。
・SwitchCにVLAN10とVLAN20が追加される
リビジョン番号が大きい方に同期するので、SwitchAのVLANがSwitchCのVLANと同じになります。
・SwitchAのリビジョン番号が0になる
・SwitchCのリビジョン番号が2になる
リビジョン番号も同期するので、SwitchAのリビジョン番号が5になります。
・SwitchAのVTPモードがClientになる
VTPモードは同期しないので変わりません。
VTPによる同期を行うには以下の条件を満たす必要があります。
【VTPによるVLAN情報の同期の条件】
1. トランクポートによる接続
2. VTPドメイン名の一致
3. VTPモードはサーバもしくはクライアント
4. VTPパスワードの一致(VTPパスワードが設定されている場合)
5. VTPバージョンの一致
設問のSwitchをトランク接続すると、同期の条件を満たすのでVTPによる同期が行われ下記の状態になります。
よって正解は
・SwitchAのVLAN10とVLAN20が削除される
です。
その他の選択肢については、以下の通りです。
・SwitchBにVLAN10とVLAN20が追加される
・SwitchBのVLAN50が削除される
SwitchBはトランスペアレントモードなので同期しません。
・SwitchCにVLAN10とVLAN20が追加される
リビジョン番号が大きい方に同期するので、SwitchAのVLANがSwitchCのVLANと同じになります。
・SwitchAのリビジョン番号が0になる
・SwitchCのリビジョン番号が2になる
リビジョン番号も同期するので、SwitchAのリビジョン番号が5になります。
・SwitchAのVTPモードがClientになる
VTPモードは同期しないので変わりません。
参考
【VTP】(VLAN Trunking Protocol)
VTPはスイッチ間でVLAN情報を同期するためのプロトコルです。
【VTPのモード】
VTPには「サーバモード」「クライアントモード」「トランスペアレントモード」という3つのモードがあります。
サーバモードはVLAN情報を同期するモードです。VLANの作成と削除が可能です。
クライアントモードはVLAN情報を同期するモードです。VLANの作成と削除はできません。
トランスペアレントモードはVLAN情報を同期しないモードです。VLANの作成と削除が可能です。
いずれのモードも、VLAN情報をトランクポートから転送します。
トランスペアレントモードは同期しませんが、他のスイッチから送られてきたVLAN情報の転送は行います。
そのため、サーバモードのスイッチとクライアントモードのスイッチの間にトランスペアレントモードのスイッチが存在する場合でも、サーバモードとクライアントモードのスイッチが同期できるようになっています。
【VTPによるVLAN情報の同期の条件】
1. トランクポートによる接続
2. VTPドメイン名の一致
3. VTPモードはサーバもしくはクライアント
4. VTPパスワードの一致(VTPパスワードが設定されている場合)
5. VTPバージョンの一致
<コマンド構文:VTPドメイン名の設定>
Switch(config)#vtp domain {VTPドメイン名}
<コマンド構文:VTPモードの変更>
Switch(config)#vtp mode {server | client | transparent}
<コマンド構文:VTPパスワードの設定>
Switch(config)#vtp password {パスワード}
<コマンド構文:VTPバージョンの変更>
Switch(config)#vtp version {1 | 2}
【VTPプルーニング】
VTPプルーニングとは、ブロードキャストの宛先VLANが存在しない(使われていない)スイッチへは、フレームを送らないようにする技術です。
VTPプルーニングを有効にすることで、不要なトラフィックを減らす事が出来ます。
<コマンド構文:VTPプルーニングの有効化>
Switch(config)#vtp pruning
【リビジョン番号】
VTPリビジョン番号は、VLANの設定変更があるたびに1ずつ増えていく数値です。
VLAN情報はリビジョン番号が一番大きなものを最新として、リビジョン番号が一番大きなものにVLAN情報を同期させます。
「サーバ」と「クライアント」はVLAN情報を同期するため、設定変更ごとにリビジョン番号が増えていきますが、「トランスペアレント」はVLAN情報を同期させないため、リビジョン番号は常に0になっています。
【VTPアドバタイズメント】
VLAN情報を同期するにあたり VTPでは「VTP要約アドバタイズメント」や「VTPアドバタイズメント要求」といったメッセージを使用します。
VTP要約アドバタイズメントは VTPドメイン名やリビジョン番号を通知するメッセージで、サーバモードのスイッチが5分毎に送信します。
VTPアドバタイズメント要求は、VTP要約アドバタイズメントメッセージを要求するためのメッセージです。サーバモードやクライアントモードのスイッチを再起動した場合や、VTPドメイン名を変更した場合に送信します。
【VTPの確認】
VTPの情報を確認するには「show vtp status」コマンドを使用します。
※IOSによって表示が異なる場合もあります
VTPはスイッチ間でVLAN情報を同期するためのプロトコルです。
【VTPのモード】
VTPには「サーバモード」「クライアントモード」「トランスペアレントモード」という3つのモードがあります。
サーバモードはVLAN情報を同期するモードです。VLANの作成と削除が可能です。
クライアントモードはVLAN情報を同期するモードです。VLANの作成と削除はできません。
トランスペアレントモードはVLAN情報を同期しないモードです。VLANの作成と削除が可能です。
いずれのモードも、VLAN情報をトランクポートから転送します。
トランスペアレントモードは同期しませんが、他のスイッチから送られてきたVLAN情報の転送は行います。
そのため、サーバモードのスイッチとクライアントモードのスイッチの間にトランスペアレントモードのスイッチが存在する場合でも、サーバモードとクライアントモードのスイッチが同期できるようになっています。
【VTPによるVLAN情報の同期の条件】
1. トランクポートによる接続
2. VTPドメイン名の一致
3. VTPモードはサーバもしくはクライアント
4. VTPパスワードの一致(VTPパスワードが設定されている場合)
5. VTPバージョンの一致
<コマンド構文:VTPドメイン名の設定>
Switch(config)#vtp domain {VTPドメイン名}
<コマンド構文:VTPモードの変更>
Switch(config)#vtp mode {server | client | transparent}
<コマンド構文:VTPパスワードの設定>
Switch(config)#vtp password {パスワード}
<コマンド構文:VTPバージョンの変更>
Switch(config)#vtp version {1 | 2}
【VTPプルーニング】
VTPプルーニングとは、ブロードキャストの宛先VLANが存在しない(使われていない)スイッチへは、フレームを送らないようにする技術です。
VTPプルーニングを有効にすることで、不要なトラフィックを減らす事が出来ます。
<コマンド構文:VTPプルーニングの有効化>
Switch(config)#vtp pruning
【リビジョン番号】
VTPリビジョン番号は、VLANの設定変更があるたびに1ずつ増えていく数値です。
VLAN情報はリビジョン番号が一番大きなものを最新として、リビジョン番号が一番大きなものにVLAN情報を同期させます。
「サーバ」と「クライアント」はVLAN情報を同期するため、設定変更ごとにリビジョン番号が増えていきますが、「トランスペアレント」はVLAN情報を同期させないため、リビジョン番号は常に0になっています。
【VTPアドバタイズメント】
VLAN情報を同期するにあたり VTPでは「VTP要約アドバタイズメント」や「VTPアドバタイズメント要求」といったメッセージを使用します。
VTP要約アドバタイズメントは VTPドメイン名やリビジョン番号を通知するメッセージで、サーバモードのスイッチが5分毎に送信します。
VTPアドバタイズメント要求は、VTP要約アドバタイズメントメッセージを要求するためのメッセージです。サーバモードやクライアントモードのスイッチを再起動した場合や、VTPドメイン名を変更した場合に送信します。
【VTPの確認】
VTPの情報を確認するには「show vtp status」コマンドを使用します。
※IOSによって表示が異なる場合もあります
これあってます?
k
korenta
投稿日 2024/05/31
Aの設定が、消えると言うのがわかりません
2024/06/01 21:55
「これあってます?」というタイトルと「わかりません」だけではわかりません。
もう少し
- なぜ合ってないと思ったのか
- 消えるというのがわからないというのは解説や参考のどこを見た上での発言か
について補足いただけないでしょうか?
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