助け合いフォーラム

Cisco

CCNA(200-301)
問題ID : 6198
問題を開く
以下の出力からわかることはどれか(3つ選択)

正解

GigabitEthernet0/1はトランクポートである

FastEthernet0/2の先にはスイッチまたはハブが接続されている

動的に学習したMACアドレスを表示している

解説

MACアドレステーブルを表示するには以下のコマンドを使用します。
#show mac address-table [dynamic] [interface {インターフェース}]
dynamic … 動的に学習したエントリのみを表示する
interface {インターフェース} … 指定したインターフェースで学習したエントリのみを表示する

設問の出力は「dynamic」オプションが指定されていることから、動的に学習したMACアドレスのみを表示していることがわかります。
また
・Gi0/1は複数のVLANに所属するエントリを学習している
・Fa0/2は同一VLANに所属する複数のエントリを学習している
こともわかります。


上記のことから、以下のように接続されていると推測されます。


よって正解は
・GigabitEthernet0/1はトランクポートである
・FastEthernet0/2の先にはスイッチまたはハブが接続されている
・動的に学習したMACアドレスを表示している
です。

その他の選択肢については、以下のとおりです。
・静的に登録したMACアドレスを表示している
動的に学習したMACアドレスのみを表示しているので、誤りです。

・GigabitEthernet0/1はアクセスポートである
複数VLANに所属していることからトランクポートであることがわかりますので、誤りです。
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Macアドレステーブルにおける各エントリのMacアドレス表示について

公開日 2024/08/20

FastEthernet0/2の先にはスイッチまたはハブが接続されており、スイッチまたはハブに接続されているそれぞれの機器のMacアドレスが表示されています。
トランクポートであるGigabitEthernet0/1の先にもスイッチが接続されていますが、3つのエントリは全て同じMacアドレスが表示されています。
GigabitEthernet0/1の場合は接続先のスイッチのMacアドレスが表示されているのでしょうか?
また、FastEthernet0/2もトランクポートだと思うのですが、vlanが一つか複数かでMacアドレスの表示が変わってくるのでしょうか?

よろしくお願いします。

2024/08/20 23:32

GigabitEthernet0/1の場合は接続先のスイッチのMacアドレスが表示されているのでしょうか?

はい、トランクリンクなので対向スイッチの(同一) MAC アドレスが見えているという状況ですね。

また、FastEthernet0/2もトランクポートだと思うのですが、vlanが一つか複数かでMacアドレスの表示が変わってくるのでしょうか?

ここがよくわからなかったのですが、なぜトランクポートだと思ったのでしょうか?Fa0/2 が紐づいた VLAN は 20 だけしかないので、

interface FastEthernet0/2
 switchport mode access
 switchport access vlan 20

となっている Fa0/2 の先にスイッチまたはハブが接続されているという状況かと思うのですが…


コメント

a arashi1977

2024/08/21 01:07

> はい、トランクリンクなので対向スイッチの(同一) MAC アドレスが見えているという状況ですね。 ごめんなさい、ここは私の誤認がありました。トランクリンクの対向装置のMACアドレスが表示されるわけではありませんでした。 見るべきポイントは「同一インターフェースに複数の VLAN が紐づいている」ところから「Gi0/1はトランクリンクである」と判断できるという部分であり、MACアドレスが同一かは関係ありませんでした。 再現できるかなぁと思って試行錯誤してみましたが、Router on a Stick であればこのような見え方になりますね。

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2024/08/21 00:39

コメントありがとうございます。基本的な認識が不足しており大変勉強になります。

なぜトランクポートだと思ったのでしょうか?
アクセスポートの先にはPC,ルータが接続されるものだと思っていたのですが認識違いでしょうか?
また、アクセスポートのFa0/2の対向にハブやスイッチが接続されている場合は、対向のハブやスイッチの先につながっているそれぞれ機器のMacアドレスがMacアドレステーブルに記載されるのでしょうか?
トランクポートであるGigabitEthernet0/1は対向のスイッチのMacアドレスがMacアドレステーブルに記載されているため、なぜ違いがあるのかが分かりません。


コメント

a arashi1977

2024/08/21 01:16

> アクセスポートの先にはPC,ルータが接続されるものだと思っていたのですが認識違いでしょうか? 基本はそうなのですが、そうでない場合もあります。 例としては、フロアスイッチ(その階のハブやスイッチを集約するスイッチ)と島ハブ(デスクが固まっている、いわゆる「島」ごとのハブ)をつなぐ場合なんかはそうですね。 > また、アクセスポートのFa0/2の対向にハブやスイッチが接続されている場合は、対向のハブやスイッチの先につながっているそれぞれ機器のMacアドレスがMacアドレステーブルに記載されるのでしょうか? はい。同一 VLAN(この問題では VLAN20)のポートである Fa0/2 の先に存在する MAC アドレスが記載されます。 > トランクポートであるGigabitEthernet0/1は対向のスイッチのMacアドレスがMacアドレステーブルに記載されているため、なぜ違いがあるのかが分かりません。 ここは↑のコメントに記載しましたが、「対向のスイッチのMACアドレス」は記録されないです。混乱させてしまい申し訳ありません。

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2024/08/21 10:48

基本はそうなのですが、そうでない場合もあります。
例としては、フロアスイッチ(その階のハブやスイッチを集約するスイッチ)と島ハブ(デスクが固まっている、いわゆる「島」ごとのハブ)をつなぐ場合なんかはそうですね。

アクセスポートの先にはフロアスイッチや島ハブなどが接続されることは知りませんでした。スイッチをトランクポートにして繋ぐ方がコリジョンドメインが増えて良いと思うのですがトランクポートにしない理由は複雑な仕組みになるのを避けるためとか予算の問題とかなのでしょうか?

見るべきポイントは「同一インターフェースに複数の VLAN が紐づいている」ところから「Gi0/1はトランクリンクである」と判断できるという部分であり、MACアドレスが同一かは関係ありませんでした。

私もそうではないかと思ったのですが、Macアドレスが気になってしまい、何か関連しているのではと思い、質問させていただきました。

outer on a Stick であればこのような見え方になりますね。

Macアドレステーブルに記載されるMacアドレスは、基本的に対向のハブやスイッチの先につながっている機器のものが記載されるが、Router on a Stick(など?)の場合は対向のスイッチのものが記載されるという認識でよろしいでしょうか?


コメント

a arashi1977

2024/08/21 23:35

> アクセスポートの先にはフロアスイッチや島ハブなどが接続される 伝え方が拙かったですかね。 「アクセスポートの先にフロアスイッチ」ではなく「フロアスイッチのアクセスポートの先に島ハブなど」です。 ・ルータからL3スイッチ(アクセスポート) ・L3スイッチから各フロアのフロアスイッチ(どちらもトランクポート) ・フロアスイッチ(アクセスポート)から島ハブ  → 部署(島)ごとに VLAN を割り当て、フロアスイッチの VLAN を接続先の島ハブに対応するアクセスポートに設定 という接続です。 > スイッチをトランクポートにして繋ぐ方がコリジョンドメインが増えて良いと思うのですが トランクポートにするということはそのポートの接続する先に存在する「複数の」 VLAN を1本のリンクにまとめるためだと思うのですが、例示した島ハブ(またはスイッチ)の場合、その配下は基本的に全て同一 VLAN に所属するかと思いますのでトランクポートにする必要性がないのではないでしょうか? > Macアドレステーブルに記載されるMacアドレスは、基本的に対向のハブやスイッチの先につながっている機器のものが記載されるが、Router on a Stick(など?)の場合は対向のスイッチのものが記載されるという認識でよろしいでしょうか? それは構成次第ですね。 私が確認した Router on a Stick の場合だと、ルータ側で用意したサブインターフェースは全てプライマリインターフェース(たとえば FastEthernet0/0)の MAC アドレスを使用するのでそのように見せることができた、ということです。

s setview

2024/08/22 13:15

>「アクセスポートの先にフロアスイッチ」ではなく「フロアスイッチのアクセスポートの先に島ハブなど」です。 ・ルータからL3スイッチ(アクセスポート) ・L3スイッチから各フロアのフロアスイッチ(どちらもトランクポート) ・フロアスイッチ(アクセスポート)から島ハブ  → 部署(島)ごとに VLAN を割り当て、フロアスイッチの VLAN を接続先の島ハブに対応するアクセスポートに設定 という接続です。 ご丁寧に例示いただいたおかげで具体的にイメージする事が出来ました。3階層ネットワークの例だと理解しています。 >トランクポートにするということはそのポートの接続する先に存在する「複数の」 VLAN を1本のリンクにまとめるためだと思うのですが、例示した島ハブ(またはスイッチ)の場合、その配下は基本的に全て同一 VLAN に所属するかと思いますのでトランクポートにする必要性がないのではないでしょうか? はい、例示いただいたおかげで理解できました。 >それは構成次第ですね。 私が確認した Router on a Stick の場合だと、ルータ側で用意したサブインターフェースは全てプライマリインターフェース(たとえば FastEthernet0/0)の MAC アドレスを使用するのでそのように見せることができた、ということです。 承知しました。

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