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CCNA(200-301)
問題ID : 6193
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IPv6スタティックルートの設定コマンドとして有効なものはどれか(3つ選択)

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スタティックルートでインターフェースのみを出力と指定できる条件について

投稿日 2024/11/16

【質問】
次の問題で、1,4,5が正答とされているのですが、4のようなことができるのでしょうか?
IPv6に限らず、スタティックルートを設定するときインターフェースのみとすることができる条件はポイントツーポイントで、
ブロードキャストマルチアクセスネットワークの場合宛先が複数存在しうるためプロトコル的にも不可能だと思われるのですが
いかがでしょうか?

【問題】
IPv6スタティックルートの設定コマンドとして有効なものはどれか(3つ選択)
 1.ipv6 route 2001:DB8:1234:5678::1/128 Serial0/0 FE80::1
 2.ipv6 route 2001:DB8:1234:5678::1/128 FE80::1 FastEthernet0/0
 3.ip route 2001:DB8:1234:5678::1/128 FE80::1
 4.ipv6 route 2001:DB8:1234:5678::1/128 GigabitEthernet1/0/1
 5.ipv6 route 2001:DB8:1234:5678::1/128 2001:DB8:9ABC::DEF
 6.ipv6 static 2001:DB8:1234:5678::1/128 FE80::1

【参考】
 IPv6 - static route
 https://www.infraexpert.com/study/ipv6z15.html

ご教授いただければ幸いです。

2024/11/16 23:09

4 のようなことはできます。Ethernet 系のインターフェースでも指定可能ですよ。
「どのインターフェースから出力するか」の指定であって、ポイントツーポイントかは排除条件にならないです。


コメント

M MkseA

2024/11/17 14:46

ご回答ありがとうございます_(._.)_ そうなんですか。大きく勘違いしていました… すみません、まだ理解ができておらず追加の質問なのですが、 [Q1] >>1.ipv6 route 2001:DB8:1234:5678::1/128 Serial0/0 FE80::1 この場合、nexthopはリンクローカルアドレスなのでこれだけではサブネットが重複しパケットの伝送先を決定できないため、インターフェース(例ではシリアルだが、この場合はイーサネットでも指定可)も指定している。 という認識なのですが違いますでしょうか? [Q2] >>5.ipv6 route 2001:DB8:1234:5678::1/128 2001:DB8:9ABC::DEF 反対にこの場合は、nexthopにグローバルユニキャストアドレスを指定しているためパケットの伝送先を決定でき、インターフェースを指定する必要はない(指定することも設定上できる) という認識なのですが違いますでしょうか? [Q3] >>4.ipv6 route 2001:DB8:1234:5678::1/128 GigabitEthernet1/0/1 そして、[GigabitEthernet1/0/1]ではパケットの伝送先を決定することができず(ポイントツーポイントなら以下参考先ipv6 route ::/0 Dialer100のように伝送先を決定できるため伝送先としてのIPv6アドレスの設定は不要)伝送先を決定するには、例えばこのコマンドの末尾に2001:DB8:9ABC::DEFのようにipv6アドレスの指定が必要だと 思っているのですが違いますでしょうか? 参考:IPv6 インターネット接続設定例(IPv6 PPPoE 方式) https://www.cisco.com/c/ja_jp/support/docs/ip/ip-version-6/pppoe-v4v6-tunnel.html 長文となり申し訳ございません。 どうしても実践経験が浅くここで詰まってます。 ご回答いただけますと幸いです。

a arashi1977

2024/11/17 22:16

A1: これは「完全指定」の形式なだけです。「サブネットが重複」の意味するところがよく分からないのですが、リンクローカルな接続先を明示的に指定しているだけかなと思います。 A2: リンクローカルな相手ではなく、グローバルユニキャストアドレスを指定した「再帰」の形式なだけですね。ご認識の通り「指定することも設定上できる」ものです。 A3: 最初の返信が記述不足だったのですが「ポイントツーポイント(インターフェース)かは排除条件にならない」です。Ethernetインターフェース直結の場合だと、インターフェースはブロードキャストですが接続形態としてはポイントツーポイントなので、この形式でも何の問題もありません。 特にA3ですが、ルータ間やスイッチ間をEthernetインターフェースを1本のケーブルで直結することは普通にあるので、その場合にネクストホップアドレスを指定するのは必須ではない、というだけの話です。

M MkseA

2024/11/18 21:58

何度もご丁寧にご回答ありがとうございます_(._.)_ Ethernetインターフェース直結(ルータ間やスイッチ間を1本のケーブル)の条件にすればポイントツーポイントとして扱うことができるとは知りませんでした… 「サブネットが重複」の意味するところは、 以前、以下のような解説を見たことがあり、 リンクローカルアドレスはルータのI/F複数に持たせることができるため、そのIPアドレスを指定するだけではルータは出力するI/Fを決定できず(再帰的にIPアドレスから出力I/Fを解決できない)パケットを送ることができないと、自分の中で勝手に想像していたからでした。 [問題ID:33956の解説] 「設問は、IPv6のリンクローカルアドレスに対してping疎通確認を行っています。リンクローカルアドレス宛に疎通確認を行う場合は、設問のように、自身の出力インターフェースを指定する必要があります。グローバルユニキャストアドレスやユニキャストローカルアドレスの場合は、出力インターフェースを指定する必要はありません。」 (このチャットの仕様上画像が貼れないため、お手数ですが解説付きの画像は問題ID:33956からご覧ください) [infraexperfの解説]  「ネクストホップにリンクローカルアドレスを指定する場合、自身の発信I/Fを指定する必要があります。」 https://www.infraexpert.com/study/ipv6z15.html

a arashi1977

2024/11/18 23:09

> リンクローカルアドレスはルータのI/F複数に持たせることができるため、そのIPアドレスを指定するだけではルータは出力するI/Fを決定できず(再帰的にIPアドレスから出力I/Fを解決できない)パケットを送ることができないと、自分の中で勝手に想像していたからでした。 あー、そういうことですね。 まぁシンプルにいえば「リンクローカル=ケーブルの端点のアドレス」であり異なるリンク上であれば同じアドレスを割り当てることも可能なので、出力インターフェースの指定が必須という話ですね。 例えば R1-R2 / R1-R3 というリンクがあった場合、R2とR3それぞれが fe80::1 というアドレスを持つことが可能なので、どちらのインターフェースから出した相手なのかをアドレスからだけでは特定できないから、ということです。 また、同じルータに同じアドレスを振ることも何の問題もありません。例えば --- interface FastEthernet0/0 ipv6 address fe80::1 link-local no shutdown interface GigabitEthernet0/1 ipv6 address fe80::1 link-local no shutdown --- という設定も何も問題はないです。

a arashi1977

2024/11/18 23:32

上記例の補足です。例えばこういうことです。 --- R1: interface FastEthernet0/0 description To-RT2 Fa0/1 ipv6 address fe80::2 link-local no shutdown interface GigabitEthernet0/0 description To-RT3 Gi0/1 ipv6 address fe80::3 link-local no shutdown R2: interface FastEthernet0/1 description To-RT1 Fa0/0 ipv6 address fe80::1 link-local no shutdown R3: interface GigabitEthernet0/1 description To-RT1 Gi0/0 ipv6 address fe80::1 link-local no shutdown

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