助け合いフォーラム
CCNA(200-301)
問題ID : 8041
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光ファイバーケーブルを使用する規格はどれか(全て選択)
正解
1000BASE-LX
1000BASE-SX
解説
光ファイバーケーブルを使用する規格には以下のものがあります。
【光ファイバーケーブルを利用する主なイーサネット規格】
【1000BASE-SXのSFPモジュールと光ケーブル(LCコネクタ)】
よって正解は
・1000BASE-LX
・1000BASE-SX
です。
その他の選択肢については以下のとおりです。
・1000BASE-T
・100BASE-TX
ツイストペアケーブルと呼ばれる、銅線を使ったケーブルを使用する規格ですので、誤りです。
・10BASE-5
イエローケーブルと呼ばれる同軸ケーブルを使用する規格ですので、誤りです。
SFP(Small Form-factor Pluggable)などの追加インターフェースモジュールは、ルータやスイッチの専用ポートに実装して使用します。例えばCatalyst 3750へSFPを実装する場合は以下のように行います。
1. 実装するモジュールをポートに差し込む
2. 実装後、正しい向きでケーブルを接続する(送信用、受信用のペアに注意する)
3. 実装したインターフェースでno shutdownを実行し、ランプ表示が正常であることを確認する
【光ファイバーケーブルを利用する主なイーサネット規格】
【1000BASE-SXのSFPモジュールと光ケーブル(LCコネクタ)】
よって正解は
・1000BASE-LX
・1000BASE-SX
です。
その他の選択肢については以下のとおりです。
・1000BASE-T
・100BASE-TX
ツイストペアケーブルと呼ばれる、銅線を使ったケーブルを使用する規格ですので、誤りです。
・10BASE-5
イエローケーブルと呼ばれる同軸ケーブルを使用する規格ですので、誤りです。
SFP(Small Form-factor Pluggable)などの追加インターフェースモジュールは、ルータやスイッチの専用ポートに実装して使用します。例えばCatalyst 3750へSFPを実装する場合は以下のように行います。
1. 実装するモジュールをポートに差し込む
2. 実装後、正しい向きでケーブルを接続する(送信用、受信用のペアに注意する)
3. 実装したインターフェースでno shutdownを実行し、ランプ表示が正常であることを確認する
参考
【Ethernetで使用するケーブル】
Ethernet規格で使用するケーブル(LANケーブル)には銅線を使ったものと光ファイバーを使ったものがあります。
銅線を使ったものは電気信号で通信を実現します。外部からのノイズ対策用にシールドが入っているかどうかによって「STP(Shielded Twisted Pair)ケーブル」と「UTP(Unshielded Twisted Pair)ケーブル」があります。
光ファイバーを使ったものは、ケーブル内に光(レーザー)を通すことで通信を実現します。
【主なUTPケーブルのカテゴリ】
【UTPケーブルを利用する主なイーサネット規格】
【光ファイバーケーブルを利用する主なイーサネット規格】
【光ファイバーの構造】
光ファイバーは「コア」と「クラッド」の2層構造になっています。
光ファイバーを通るデータ(光信号)は、コアを通ります。コアから光がもれないよう、コアはクラッドに覆われています。
コアとクラッドは石英ガラスやプラスチックで作られます。
【SMFとMMF】
光ファイバーケーブルは大きく「SMF」(Single Mode Fiber)と「MMF」(Multi Mode Fiber)の2種類に分けられます。
SMFは、単一の伝搬モード(光の通り道)を提供するケーブルです。分散しにくいため長距離伝送に向いています。
MMFは、複数の伝搬モード(光の通り道)を提供するケーブルです。光が分散しやすいため長距離伝送に向いていません。
ただし、シングルモード用の光トランシーバ(光信号を電気信号に変換する機器)はマルチモード用の光トランシーバよりも高価なため、シングルモードの方が導入コストが高くなります。
SMF、MMFは帯域幅や伝送距離によって分類され、表のようにコア径が異なります。
【光モジュール】
SFPモジュールやGBICモジュールといった光モジュールとは、光信号と電気信号の変換に使用される装置であり、ネットワークデバイスの物理ポートまたはスロットに接続して使用します。
【コネクタ】
コネクタとは、ケーブルとネットワーク機器を接続する部分の形状です。
コネクタには「LCコネクタ」や「SCコネクタ」や「FCコネクタ」などの種類があり、接続する機器にあわせたコネクタを選択します。
参考画像:1000BASE-SXのSFPモジュールと光ケーブル(LCコネクタ)
Ethernet規格で使用するケーブル(LANケーブル)には銅線を使ったものと光ファイバーを使ったものがあります。
銅線を使ったものは電気信号で通信を実現します。外部からのノイズ対策用にシールドが入っているかどうかによって「STP(Shielded Twisted Pair)ケーブル」と「UTP(Unshielded Twisted Pair)ケーブル」があります。
光ファイバーを使ったものは、ケーブル内に光(レーザー)を通すことで通信を実現します。
【主なUTPケーブルのカテゴリ】
【UTPケーブルを利用する主なイーサネット規格】
【光ファイバーケーブルを利用する主なイーサネット規格】
【光ファイバーの構造】
光ファイバーは「コア」と「クラッド」の2層構造になっています。
光ファイバーを通るデータ(光信号)は、コアを通ります。コアから光がもれないよう、コアはクラッドに覆われています。
コアとクラッドは石英ガラスやプラスチックで作られます。
【SMFとMMF】
光ファイバーケーブルは大きく「SMF」(Single Mode Fiber)と「MMF」(Multi Mode Fiber)の2種類に分けられます。
SMFは、単一の伝搬モード(光の通り道)を提供するケーブルです。分散しにくいため長距離伝送に向いています。
MMFは、複数の伝搬モード(光の通り道)を提供するケーブルです。光が分散しやすいため長距離伝送に向いていません。
ただし、シングルモード用の光トランシーバ(光信号を電気信号に変換する機器)はマルチモード用の光トランシーバよりも高価なため、シングルモードの方が導入コストが高くなります。
SMF、MMFは帯域幅や伝送距離によって分類され、表のようにコア径が異なります。
【光モジュール】
SFPモジュールやGBICモジュールといった光モジュールとは、光信号と電気信号の変換に使用される装置であり、ネットワークデバイスの物理ポートまたはスロットに接続して使用します。
【コネクタ】
コネクタとは、ケーブルとネットワーク機器を接続する部分の形状です。
コネクタには「LCコネクタ」や「SCコネクタ」や「FCコネクタ」などの種類があり、接続する機器にあわせたコネクタを選択します。
参考画像:1000BASE-SXのSFPモジュールと光ケーブル(LCコネクタ)
イーサネット規格の暗記について
e
ebinek0
投稿日 2024/12/02
イーサネットの規格について、
各ケーブルタイプやコネクタ、伝送距離や伝送速度など、ある程度暗記しないと合格は難しいでしょうか…?
例題で出てきたものについては、表にしたりなどしているのですが、物量が多く苦戦しております…。
何か暗記の方法や、頻出の規格(例:10BASE-T)等、教えていただけますと幸いです。
2024/12/04 13:34
私が受験したのは結構前ですが、1問か2問イーサネット規格の問題もあった気がします。
ケーブル関連の問題が大量に出るわけではないと思うので(最近の試験は分かりませんが)
ここを完璧に暗記するかどうかは、学習時間や他の分野の得意不得意のバランスで判断されれば良いと思います。
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