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ITパスポート
問題ID : 1509
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自社の商品についてPPMを作図した。"金のなる木"に該当するものはどれか。
正解
A商品
解説
PPM(Product Portfolio Management:プロダクトポートフォリオマネジメント)とは、企業における各製品、各事業を、市場成長率と相対的市場占有率をそれぞれ縦軸横軸とするマトリックスに配置し、その配置から企業における製品・事業のポートフォリオ(組合せ)を把握し経営を行っていく手法のことです。
●花形製品: 自社の市場占有率が高く、多くの収入を見込める分野ですが、市場の成長率も高いため他社との競争が激しい状況にある分野です。売上や利益が大きい反面、必要な投資額も大きく、市場の成長に合わせた投資を続けていくことが必要な事業です。
●金のなる木: 自社の市場占有率が高く、市場成長率が低いため、他社との競争が少なく安定した利益を見込める分野です。その反面、市場の成長が期待できないため投資は最小限に抑え、得られた利益をその他の事業等への投資にあてる必要があります。
●問題児: 自社の市場占有率が低く、市場成長率が高いため、他社との競争が激しい状況にある分野です。シェア獲得のためには大きな投資が必要となります。市場占有率を高めることができれば花形製品になることが可能ですが、一方で他社との競争に敗れ負け犬となってしまう危険性もある分野です。
●負け犬: 市場占有率、市場成長率ともに低い分野で、事業の縮小・撤退を行うか検討が必要な分野です。
金のなる木は、市場占有率が高く、市場成長率が低いため、設問の図で当てはまるのはA商品となります。
以上より、A商品が正解です。
[選択肢の説明]
×B商品
→花形製品の領域です。
×C商品
→負け犬の領域です。
×D商品
→問題児の領域です。
●花形製品: 自社の市場占有率が高く、多くの収入を見込める分野ですが、市場の成長率も高いため他社との競争が激しい状況にある分野です。売上や利益が大きい反面、必要な投資額も大きく、市場の成長に合わせた投資を続けていくことが必要な事業です。
●金のなる木: 自社の市場占有率が高く、市場成長率が低いため、他社との競争が少なく安定した利益を見込める分野です。その反面、市場の成長が期待できないため投資は最小限に抑え、得られた利益をその他の事業等への投資にあてる必要があります。
●問題児: 自社の市場占有率が低く、市場成長率が高いため、他社との競争が激しい状況にある分野です。シェア獲得のためには大きな投資が必要となります。市場占有率を高めることができれば花形製品になることが可能ですが、一方で他社との競争に敗れ負け犬となってしまう危険性もある分野です。
●負け犬: 市場占有率、市場成長率ともに低い分野で、事業の縮小・撤退を行うか検討が必要な分野です。
金のなる木は、市場占有率が高く、市場成長率が低いため、設問の図で当てはまるのはA商品となります。
以上より、A商品が正解です。
[選択肢の説明]
×B商品
→花形製品の領域です。
×C商品
→負け犬の領域です。
×D商品
→問題児の領域です。
出題年度 : H31年春 解答が変なのでは?
投稿日 2025/01/16
問題「自社の商品についてPPMを作図した。"金のなる木"に該当するものはどれか。」
図 → 縦軸が市場占有率、横軸が市場成長率となっている。
解答の図は縦軸が成長率、横軸が相対的市場占有率となっており、なおかつ、問題で提示されている図と横軸の「大小」が逆になっているので、
答えが必然的に変わってくる。
とにかく図が問題のそれとまったく違うので訂正すべきなのではと思い、投稿しました。
C
CafeLate
2025/01/16 13:25
答えは変わらないですよ。
どちらも「市場占有率が高く」て「市場成長率が低い」のが「金のなる木」ですから。
そうやって理解しておいかないと、試験で縦軸と横軸が変わったり大小が逆になるだけで正解を導き出せなくなります。
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