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「default-information originate always」について
「default-information originate always」が、「デフォルトルートを持っていないルータでも、デフォルトルートを広告出来る」コマンドであることはわかるのですが、これを使うメリットがわかりません。
この問題の「参考」で言うと、RBでこのコマンドを投入し、RCに対してデフォルトルートをアドバタイズした場合、RCからのパケット(ルーティングテーブルに載っていないアドレス宛)はRBに送られると思います。ただ、RBにデフォルトルートの情報がないのであれば、RCからのパケットはRBで破棄されてしまうのではないでしょうか?それであれば、この問題の正答のように、RB(設定を入れるルータ)にデフォルトルートを設定し、「default-information originate」コマンドを入力しないと意味がないのではないかと考えました。
初歩的な質問かもしれませんが、どなたかご回答いただけると幸いです。宜しくお願いします。
初歩的ではないですが、規模によって有用性が感じられないかもしれませんね。
イメージしやすい一例で言えば「インターネットへの出口が2つある」構成ですかね。この場合、スタティックにデフォルトルートを登録すると、向けた側との接続が切れてしまうとせっかく2つ用意した出口のもう一つが使われなくなってしまいます。こう言う時、それぞれの出口となるルータからデフォルトルートを広告してもらうようにしておいて、その経路情報が一時的にでもなくならないように(OSPFの再計算が発生しないように)always
を使うとかかなと。
もう一つはイメージしにくいかもですが、「インターネット接続をデフォルトルートではなく個別の経路情報としてもらっている場合」とかですね。「自分がデフォルトルートとなるように広告しないといけないが、自分がデフォルトルートとして使用する経路がない」場合なんかが該当します。
こっちのパターンを理解するとしたら「必ずしもすべてのルータにとってデフォルトルートが存在するわけではない」というのがポイントですかねー。
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