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AWS

AWS ソリューションアーキテクト - アソシエイト(SAA-C02)
問題ID : 24425
問題を開く
全世界で共通して利用できるAWSサービスの範囲は次のうちどれか

正解

グローバル

解説

グローバルは、全世界に共通するAWSサービスの提供範囲です。コンテンツ配信ネットワークであるAmazon CloudFrontや、DNSサービスであるRoute 53などが該当します。

したがって正解は
・グローバル
です。

【AWSリソースの単位】
・グローバル:全世界
・リージョン:地域
・アベイラビリティゾーン(AZ):リージョン内の物理的および論理的に区切られたデータセンター(群)


その他の選択肢については、以下のとおりです。

・リージョン
世界中のAWSデータセンターを地域で区切ったものなので、誤りです。

・アベイラビリティーゾーン
リージョン内の物理的および論理的に区切られたデータセンター(群)のことなので、誤りです。

・ワールドワイド
AWSサービスの提供範囲ではないので、誤りです。

参考

【AWS(Amazon Web Services)とは】
AWSとはAmazonが提供するクラウドサービスの総称です。
AWSは、世界中に配置されたコンピューティングリソースを、ユーザーが必要なときに必要な分だけ利用できるように構築されています。

【AWSリソースの単位】
・グローバル:全世界
・リージョン:地域
・アベイラビリティゾーン(AZ):リージョン内の物理的および論理的に区切られたデータセンター(群)


AWSは世界中にデータセンターを所有しています。それらを「アジア・パシフィック(東京)」や「米国東部(オハイオ)」など、地域で区切ったものをリージョンと言います。
リージョンは世界で26ヶ所あり(2022年6月現在)、リージョンごとに提供されるサービスが異なる場合もあります。

各リージョンには複数のデータセンターが存在します。それらを障害の影響範囲を限定させて障害耐性を高めるために、物理的および論理的に区切ったものをアベイラビリティゾーン(Availability Zone:AZ)と言います。つまり、1つのリージョンは複数のAZで構成されます。さらにAZ自体も1つ以上のデータセンターで構成されます。

サイズが小さい順にまとめると、1つ以上のデータセンターで構成される単位がAZ、複数のAZで構成されるのがリージョンです。

前述のように各AZは物理的および論理的に独立しているため、地震や火災などの災害やネットワークなどの障害発生時は、他のAZに影響が出ないように設計されています。
言い換えれば、これらの災害や障害発生時はAZ単位で影響を受ける可能性があります。そのため、AWSリソースを各AZに分散配置することで高可用性を確保できます。このように複数のAZを利用して高可用性を保つ構成のことを「マルチAZ」といいます。

【代表的なAWSのサービス】
AWSは、IaaS(Infrastructure as a Service) / PaaS(Platform as a Service) / SaaS(Software as a Service)などに対応する、様々なサービスを提供しています。それぞれのサービスは提供範囲が定められていて、たとえばAmazon EC2(クラウド上の仮想サーバー)はAZ上で利用でき、Amazon Route 53(DNSサービス)は全世界(グローバル)で利用できます。

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軽微な誤りの報告

公開日 2022/08/02

軽微な誤りを2点見つけましたので報告します。

・「参考」の最初のところで、
[誤] 【AWS(Amazon Web Service)とは】
[正] 【AWS(Amazon Web Services)とは】

・「参考」の【代表的なAWSのサービス】の表にて、
[誤] Amazon Route53
[正] Amazon Route 53

スタッフからの返信

s staff_satomi

2022/08/03 11:47

tnishita2様 ご指摘の点を修正いたしました。 ご報告下さり、誠にありがとうございます。

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