助け合いフォーラム
CCNA(200-301)
問題ID : 39236
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下図のような構成で、SWAにおけるVLANの作成とVLANの割り当てを行った。
【?】にあてはまる確認コマンドはどれか。
また、VLANの設定状況について正しい記述はどれか。(2つ選択)

【?】にあてはまる確認コマンドはどれか。
また、VLANの設定状況について正しい記述はどれか。(2つ選択)

正解
確認コマンド:show vlan brief
構成図の通り、VLANの割り当てが行われている
解説
「show vlan brief」はVLAN情報の要約を表示するコマンドです。
設問の出力結果から、構成図通り適切にVLANの作成と割り当てが行われていることが読み取れます。


よって正解は
・確認コマンド:show vlan brief
・構成図の通り、VLANの割り当てが行われている
です。
その他の選択肢については、以下の通りです。
・確認コマンド:show interfaces status
「show interfaces status」は、物理ポートのステータスを表示するコマンドです。
設問のような出力結果にはならないため、誤りです。

・VLAN10(Ping-t)が作成されていない
「show vlan brief」の出力結果より、「Ping-t」という名前のVLAN10の存在を確認できるため、誤りです。
・Gi1/1とGi1/2に間違ったVLANが割り当てられている
Gi1/1とGi1/2には構成図通りの適切なVLANが割り当てられているため、誤りです。
設問の出力結果から、構成図通り適切にVLANの作成と割り当てが行われていることが読み取れます。


よって正解は
・確認コマンド:show vlan brief
・構成図の通り、VLANの割り当てが行われている
です。
その他の選択肢については、以下の通りです。
・確認コマンド:show interfaces status
「show interfaces status」は、物理ポートのステータスを表示するコマンドです。
設問のような出力結果にはならないため、誤りです。

・VLAN10(Ping-t)が作成されていない
「show vlan brief」の出力結果より、「Ping-t」という名前のVLAN10の存在を確認できるため、誤りです。
・Gi1/1とGi1/2に間違ったVLANが割り当てられている
Gi1/1とGi1/2には構成図通りの適切なVLANが割り当てられているため、誤りです。
参考
【VLAN】
VLAN(Virtual LAN)とはユーザの物理的な位置に関係なく、ユーザを論理的にグループ分けできる技術です。
VLANで論理的にグループ分けすることにより、異なるVLANに属しているユーザとは通信できないようになります。

【コマンド構文:VLAN作成】
(config)#vlan {vlan番号}
(config-vlan)#name {vlan名} (任意)
【コマンド構文:VLANの割り当て】
(config-if)#switchport access vlan {VLAN番号}
【VLAN番号】
・1~4094から指定(作成)可能
・デフォルトでVLAN1とVLAN1002~1005が作成済み
・デフォルトで作成されているVLANは削除できない
・デフォルトで全てのポートはVLAN1に所属(デフォルトVLANと呼ばれる)
【VLAN間ルーティング】
通常、異なるVLANに属するデバイスとの通信は出来ません。

異なるVLANに属するデバイスと通信するには、VLAN間ルーティングの設定が必要になります。
VLAN間ルーティングには「マルチレイヤスイッチを使った方法」や、1本のリンクでルータとL2スイッチを接続する「ルータ・オン・ア・スティック」(ROAS:Router-On-A-Stick)などがあります。
【マルチレイヤスイッチによるVLAN間ルーティング設定例】

マルチレイヤスイッチに必要な設定は以下の通りです。
・ルーティングの有効化
・SVI(Switch Virtual Interface)の作成
・インターフェースへのVLAN割り当て

【ルータ・オン・ア・スティックによるVLAN間ルーティングの設定例】(ROAS:Router-On-A-Stick)

スイッチに必要な設定は以下の通りです。
・ルータとの接続ポートをトランクポートに設定

ルータに必要な設定は以下の通りです。
・VLANごとのサブインターフェースを作成
・VLANカプセル化方式の指定とVLAN IDの指定
・サブインターフェースにIPアドレスを設定

なお、ルータ・オン・ア・スティックには、以下のような欠点があります。
・トランクリンク一箇所の障害がネットワーク全体に影響する(シングルポイント障害)
・トランクリンクにアクセスが集中するため、輻輳の原因になる(帯域幅問題)
VLAN(Virtual LAN)とはユーザの物理的な位置に関係なく、ユーザを論理的にグループ分けできる技術です。
VLANで論理的にグループ分けすることにより、異なるVLANに属しているユーザとは通信できないようになります。

【コマンド構文:VLAN作成】
(config)#vlan {vlan番号}
(config-vlan)#name {vlan名} (任意)
【コマンド構文:VLANの割り当て】
(config-if)#switchport access vlan {VLAN番号}
【VLAN番号】
・1~4094から指定(作成)可能
・デフォルトでVLAN1とVLAN1002~1005が作成済み
・デフォルトで作成されているVLANは削除できない
・デフォルトで全てのポートはVLAN1に所属(デフォルトVLANと呼ばれる)
【VLAN間ルーティング】
通常、異なるVLANに属するデバイスとの通信は出来ません。

異なるVLANに属するデバイスと通信するには、VLAN間ルーティングの設定が必要になります。
VLAN間ルーティングには「マルチレイヤスイッチを使った方法」や、1本のリンクでルータとL2スイッチを接続する「ルータ・オン・ア・スティック」(ROAS:Router-On-A-Stick)などがあります。
【マルチレイヤスイッチによるVLAN間ルーティング設定例】

マルチレイヤスイッチに必要な設定は以下の通りです。
・ルーティングの有効化
・SVI(Switch Virtual Interface)の作成
・インターフェースへのVLAN割り当て

【ルータ・オン・ア・スティックによるVLAN間ルーティングの設定例】(ROAS:Router-On-A-Stick)

スイッチに必要な設定は以下の通りです。
・ルータとの接続ポートをトランクポートに設定

ルータに必要な設定は以下の通りです。
・VLANごとのサブインターフェースを作成
・VLANカプセル化方式の指定とVLAN IDの指定
・サブインターフェースにIPアドレスを設定

なお、ルータ・オン・ア・スティックには、以下のような欠点があります。
・トランクリンク一箇所の障害がネットワーク全体に影響する(シングルポイント障害)
・トランクリンクにアクセスが集中するため、輻輳の原因になる(帯域幅問題)
これがシスコ語というものなんでしょうか
Y
Yogo
投稿日 2025/06/24
設問の選択肢に、” 構成図の通り、VLANの割り当てが行われている ” という記述がありますが、設問で示されているCLIの範囲ではGi0/1、Gi0/2についての設定が行われているかどうかは、はっきりと判断できないように感じました。
SWBとSWCについては問題で触れられていないのでわかるのですが、SWAについてはそこははっきりしないよなと思いつつ、消去法で回答するしかなかったのですが、この問題について素早く回答を導くコツなどはあるのでしょうか。
2025/06/24 19:11
show vlanにインタフェースがGi0/1、Gi0/2が載っていないのはトランクポートに割り当てられているからです。他の選択肢は思考を問う要素がないので、この洞察をCiscoは求めているんじゃないでしょうか。
解説はもう少しこの点を主張してくれているとありがたいですね。
コメント
2025/06/25 01:16
そもそも設問の図に
※SwitchとPCの接続はアクセス、Switch同士の接続はトランク
の記載があるので
設問で示されているCLIの範囲ではGi0/1、Gi0/2についての設定が行われているかどうかは、はっきりと判断できないように感じました。
については「はっきりと判断できる」かなぁと思いました。
コメント
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Y Yogo
2025/06/27 15:48
トランクポートだから表示されないのはわかるんですけど、VLANそのトランクポートになんのVLANが割り当てられてるかはまだ確認できてないんだからわかんないんじゃない?って思うのはひねくれてるんですかねぇ笑