助け合いフォーラム
LinuC Lv1-101(Ver10.0)
問題ID : 15012
問題を開く
デバイスのUUIDを表示できるコマンドは次のうちどれか。(2つ選択)
正解
blkid
lsblk
解説
デバイスのUUID(Universally Unique Identifier: 汎用一意識別子、全世界で重複が起きないように生成される一意な値)は、blkidコマンドやlsblkコマンドで確認できます。
blkidはブロックデバイス(HDDやCD-ROMなどのようにブロック単位でデータを転送するデバイス)の情報を表示するコマンドです。デバイス名や、UUID、ファイルシステムのタイプを表示できます。
lsblkはブロックデバイスをツリー状に一覧表示するコマンドです。「--output」オプションで表示項目を指定することによって、UUIDやファイルシステムのタイプを表示できます。
したがって正解は
・blkid
・lsblk
です。
以下は実行例です。

その他の選択肢については以下のとおりです。
・mount
mountコマンドはファイルシステムのマウントを行います。
・ps
psコマンドは現在実行中のプロセスを表示します。
・showblk
このようなコマンドはありません。
blkidはブロックデバイス(HDDやCD-ROMなどのようにブロック単位でデータを転送するデバイス)の情報を表示するコマンドです。デバイス名や、UUID、ファイルシステムのタイプを表示できます。
lsblkはブロックデバイスをツリー状に一覧表示するコマンドです。「--output」オプションで表示項目を指定することによって、UUIDやファイルシステムのタイプを表示できます。
したがって正解は
・blkid
・lsblk
です。
以下は実行例です。

その他の選択肢については以下のとおりです。
・mount
mountコマンドはファイルシステムのマウントを行います。
・ps
psコマンドは現在実行中のプロセスを表示します。
・showblk
このようなコマンドはありません。
参考
「/etc/fstab」ファイルは、利用するファイルシステムのマウント設定を事前に行っておく設定ファイルです。mountコマンドはこのファイルの設定内容を参照して動作します。
一行一行がひとつのファイルシステムのマウント設定を表しています。

「/etc/fstab」ファイルの書式は以下の通りです。項目は6つです。
(1) デバイス名
「/dev/sda1」のようにデバイスファイルを書くか、ラベル(あらかじめファイルシステムに対して付けておいた名前)やUUID(Universally Unique Identifier: 汎用一意識別子、全世界で重複が起きないように生成される一意な値)を使った指定を書きます。
ラベルを使う場合は 「LABEL=/boot」のように「LABEL=」の後ろにラベル名を書きます。この場合ラベル名は「/boot」です。
UUIDを使う場合も同様で「UUID=」の後ろに続けてUUID文字列を書きます。
デバイスのUUIDは、blkidコマンドやlsblkコマンドで確認できます。
blkidはブロックデバイス(HDDやCD-ROMなどのようにブロック単位でデータを転送するデバイス)の情報を表示するコマンドです。デバイス名や、UUID、ファイルシステムのタイプを表示できます。
lsblkはブロックデバイスをツリー状に一覧表示するコマンドです。「--output」オプションで表示項目を指定することによって、UUIDやファイルシステムのタイプを表示できます。
例)デバイス名、UUID、ファイルシステムのタイプを表示する

(2) マウントポイント
ルートファイルシステム上のどの位置にマウントするかの指定をルートからのパスで書きます。
(3) ファイルシステムの種類
デバイス名で指定したファイルシステムの種類を書きます。
(4) マウントオプション
マウントする際に必要となるオプションを書きます。
以下は主なマウントオプションをまとめたものです。

デフォルトでは async, auto, exec, nouser, rw, suid (と、表には載っていないdev)が指定されたのと同じ状態で、オプションを記述するとこれが上書きされていきます。
どのオプションも上書きせず、そのままで良いことを示す指定が「defaults」です。
(5) dumpフラグ
そのファイルシステムをdumpコマンド(バックアップ用のコマンド)の対象とするかどうかを「0」か「1」で書きます。「0」では対象外となり、「1」では対象となります。
(6) fsckフラグ
起動時に自動的に行われるfsck(ファイルシステムチェック)の優先度を数字で書きます。数字が小さいものから順にチェックされますが、0は例外で、チェックを省く指定になります。
一行一行がひとつのファイルシステムのマウント設定を表しています。

「/etc/fstab」ファイルの書式は以下の通りです。項目は6つです。
(1) デバイス名
「/dev/sda1」のようにデバイスファイルを書くか、ラベル(あらかじめファイルシステムに対して付けておいた名前)やUUID(Universally Unique Identifier: 汎用一意識別子、全世界で重複が起きないように生成される一意な値)を使った指定を書きます。
ラベルを使う場合は 「LABEL=/boot」のように「LABEL=」の後ろにラベル名を書きます。この場合ラベル名は「/boot」です。
UUIDを使う場合も同様で「UUID=」の後ろに続けてUUID文字列を書きます。
デバイスのUUIDは、blkidコマンドやlsblkコマンドで確認できます。
blkidはブロックデバイス(HDDやCD-ROMなどのようにブロック単位でデータを転送するデバイス)の情報を表示するコマンドです。デバイス名や、UUID、ファイルシステムのタイプを表示できます。
lsblkはブロックデバイスをツリー状に一覧表示するコマンドです。「--output」オプションで表示項目を指定することによって、UUIDやファイルシステムのタイプを表示できます。
例)デバイス名、UUID、ファイルシステムのタイプを表示する

(2) マウントポイント
ルートファイルシステム上のどの位置にマウントするかの指定をルートからのパスで書きます。
(3) ファイルシステムの種類
デバイス名で指定したファイルシステムの種類を書きます。
(4) マウントオプション
マウントする際に必要となるオプションを書きます。
以下は主なマウントオプションをまとめたものです。

デフォルトでは async, auto, exec, nouser, rw, suid (と、表には載っていないdev)が指定されたのと同じ状態で、オプションを記述するとこれが上書きされていきます。
どのオプションも上書きせず、そのままで良いことを示す指定が「defaults」です。
(5) dumpフラグ
そのファイルシステムをdumpコマンド(バックアップ用のコマンド)の対象とするかどうかを「0」か「1」で書きます。「0」では対象外となり、「1」では対象となります。
(6) fsckフラグ
起動時に自動的に行われるfsck(ファイルシステムチェック)の優先度を数字で書きます。数字が小さいものから順にチェックされますが、0は例外で、チェックを省く指定になります。
lsblk
投稿日 2025/10/25
この問題答えの「lsblk」って「-o」オプションがついてないとUUIDは表示されませんよね?
そんなことわかってんだろ前提の選択肢(答え)ってことですかね。
2025/10/26 00:50
この問題答えの「lsblk」って「-o」オプションがついてないとUUIDは表示されませんよね?
そうですね。その認識は間違っていないです。そして設問も
デバイスのUUIDを表示できるコマンド
であって、「このコマンドラインでデバイスの UUID が表示できるか」というものではありませんので、「オプションを指定することで 表示できる 」のであればそれは正答であるということに何も問題はないかと思います。
コメント
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t tsubasa25
2025/10/26 11:18
読み取りきれませんでした。。 丁寧にご回答ありがとうございます。