助け合いフォーラム
正解
VLANの設定変更があるたびにリビジョン番号が1ずつ増えていく
同期の条件が整っていれば、リビジョン番号が一番大きなもののVLAN情報に同期する
トランスペアレントモードのリビジョン番号は0
解説
VLAN情報はリビジョン番号が一番大きなものを最新として、リビジョン番号が一番大きなもののVLAN情報に同期します。
「サーバ」と「クライアント」はVLAN情報を同期するため、設定変更ごとにリビジョン番号が増えていきますが、「トランスペアレント」はVLAN情報を同期させないため、リビジョン番号は常に0になっています。
よって正解は
・VLANの設定変更があるたびにリビジョン番号が1ずつ増えていく
・同期の条件が整っていれば、リビジョン番号が一番大きなもののVLAN情報に同期する
・トランスペアレントモードのリビジョン番号は0
です。
その他の選択肢については、以下の通りです。
・VLANの設定変更があるたびにリビジョン番号が1ずつ減っていく
リビジョン番号は1ずつ増えていきます。
・同期の条件が整っていれば、リビジョン番号が一番小さなもののVLAN情報に同期する
一番大きいリビジョン番号が最新の情報になるので、一番大きなものに同期します。
・トランスペアレントモードのリビジョン番号は255
トランスペアレントモードはVLAN情報を同期させないため、リビジョン番号は常に0になっています。
参考
VTPはスイッチ間でVLAN情報を同期するためのプロトコルです。
【VTPのモード】
VTPには「サーバモード」「クライアントモード」「トランスペアレントモード」という3つのモードがあります。
サーバモードはVLAN情報を同期するモードです。VLANの作成と削除が可能です。
クライアントモードはVLAN情報を同期するモードです。VLANの作成と削除はできません。
トランスペアレントモードはVLAN情報を同期しないモードです。VLANの作成と削除が可能です。
いずれのモードも、VLAN情報をトランクポートから転送します。

トランスペアレントモードは同期しませんが、他のスイッチから送られてきたVLAN情報の転送は行います。
そのため、サーバモードのスイッチとクライアントモードのスイッチの間にトランスペアレントモードのスイッチが存在する場合でも、サーバモードとクライアントモードのスイッチが同期できるようになっています。
【VTPによるVLAN情報の同期の条件】
1. トランクポートによる接続
2. VTPドメイン名の一致
3. VTPモードはサーバもしくはクライアント
4. VTPパスワードの一致(VTPパスワードが設定されている場合)
5. VTPバージョンの一致
<コマンド構文:VTPドメイン名の設定>
Switch(config)#vtp domain {VTPドメイン名}
<コマンド構文:VTPモードの変更>
Switch(config)#vtp mode {server | client | transparent}
<コマンド構文:VTPパスワードの設定>
Switch(config)#vtp password {パスワード}
<コマンド構文:VTPバージョンの変更>
Switch(config)#vtp version {1 | 2}
【VTPプルーニング】
VTPプルーニングとは、ブロードキャストの宛先VLANが存在しない(使われていない)スイッチへは、フレームを送らないようにする技術です。
VTPプルーニングはサーバモードでのみ使用可能です。VTPプルーニングを有効にすることで、同一管理ドメイン全体で有効になります。

VTPプルーニングを有効にすることで、不要なトラフィックを減らす事ができるので「switchport trunk allowed vlan」コマンドと同様の動作を簡単に実現できます。
<コマンド構文:VTPプルーニングの有効化>
Switch(config)#vtp pruning
【リビジョン番号】
VTPリビジョン番号は、VLANの設定変更があるたびに1ずつ増えていく数値です。
VLAN情報はリビジョン番号が一番大きなものを最新として、リビジョン番号が一番大きなものにVLAN情報を同期させます。
「サーバ」と「クライアント」はVLAN情報を同期するため、設定変更ごとにリビジョン番号が増えていきますが、「トランスペアレント」はVLAN情報を同期させないため、リビジョン番号は常に0になっています。
【VTPアドバタイズメント】
VLAN情報を同期するにあたり VTPでは「VTP要約アドバタイズメント」や「VTPアドバタイズメント要求」といったメッセージを使用します。
VTP要約アドバタイズメントは VTPドメイン名やリビジョン番号を通知するメッセージで、サーバモードのスイッチが5分毎に送信します。
VTPアドバタイズメント要求は、VTP要約アドバタイズメントメッセージを要求するためのメッセージです。サーバモードやクライアントモードのスイッチを再起動した場合や、VTPドメイン名を変更した場合に送信します。
【VTPの確認】
VTPの情報を確認するには「show vtp status」コマンドを使用します。

※IOSによって表示が異なる場合もあります
日本語の違和感
お世話になっております。
非常に細かい意見なので、もしあまり他の方に当てはまらなければご放念ください。
問題文
「VTPのリビジョン番号について正しい記述はどれか(3つ選択)」
選択肢
1. VLANの設定変更があるたびにリビジョン番号が1ずつ増えていく⭕️
2. VLANの設定変更があるたびにリビジョン番号が1ずつ減っていく
3. 同期の条件が整っていれば、リビジョン番号が一番大きなものにVLAN情報を同期する⭕️
4. トランスペアレントモードのリビジョン番号は255
5. 同期の条件が整っていれば、リビジョン番号が一番小さなものにVLAN情報を同期する
6. トランスペアレントモードのリビジョン番号は0⭕️
1と6は特に問題ないです。ただ、3の日本語に違和感を感じました。
この言い方だと、
「一番大きなリビジョン番号をもつ機器に対して、小さなリビジョン番号を持つ機器のVLAN情報を同期する」
という風にも読めないでしょうか?
同期の条件が整っていれば、リビジョン番号が一番大きなもの「に」VLAN情報を同期する
👆この「に」、つまり「to」のように感じられてしまいました。
3. 同期の条件が整っていれば、リビジョン番号が一番大きなものにVLAN情報を同期する⭕️
「リビジョン番号が一番大きなものに【自身の】VLAN情報を同期する」と読めるのでそんなに違和感は感じていなかったです。逆に「に」を「に対して」に変換する方がちょっと無理矢理感が感じられました。
とはいえ、「一番XXなもの【の】VLAN情報【に】同期する」の方が誤認はしにくいかもしれませんね。
コメント
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s staff_nagao
2026/01/16 08:31
hkghsc3itさん arashi1977さん ご指摘の点を修正致しました。 ご報告、誠にありがとうございました。