助け合いフォーラム
【?】にあてはまる確認コマンドはどれか。
また、設定後のインターフェースの状態について正しい記述はどれか。(2つ選択)
正解
確認コマンド:show ipv6 interface GigabitEthernet 0/2
Gi0/2に手動で「2001:DB8:1234::3/126」が割り当てられている
解説
設問の出力結果では、RBに構成図の通りIPv6アドレスが適切に割り当てられ、Gi0/2がアップしていることが読み取れます。

よって正解は
・確認コマンド:show ipv6 interface GigabitEthernet 0/2
・Gi0/2に手動で「2001:DB8:1234::3/126」が割り当てられている
です。
その他の選択肢については、以下の通りです。
・確認コマンド:show ipv6 interface brief
「show ipv6 interface brief」は、インターフェースのIPv6情報を要約して表示するコマンドです。
設問のような出力結果にはならないため、誤りです。

・Gi0/2に手動で「FE80::5203:FF:FE18:2」が割り当てられている
Gi0/2に手動で割り当てられているのは「2001:DB8:1234::3/126」なので、誤りです。
「FE80::5203:FF:FE18:2」は自動的に生成されるリンクローカルアドレスです。
・Gi0/2に手動で「2001:DB8:1234::3/128」が割り当てられている
出力結果より、手動で割り当てた「2001:DB8:1234::3」のプレフィックスは「/126」であることがわかるため、誤りです。
・Gi0/2がシャットダウンしている
出力結果より、Gi0/2がアップしていることが読み取れるため、誤りです。
学習テキスト
【ICMPv6】(Internet Control Message Protocol for IPv6)
ICMPv6は、IPv6用のICMPです。
ICMPv6では、IPv4で使われていたICMPのエラー通知などの機能に加えて、ARPに相当するアドレス解決の機能もあわせ持つようになりました。
ICMPv6の主な機能は以下の通りです。
・エラー通知:パケットが破棄された理由を送信元に通知する機能
・近隣探索:同一セグメント上のデバイスのアドレスを調べる機能(NDやNDPとも呼ばれる)
【NDPの主なポイント】(Neighbor Discovery Protocol:近隣探索プロトコル)
NDPは同一セグメント上のデバイスのMACアドレスを調べるために以下のICMPv6パケットを使用します。
・NS(Neighbor Solicitation:近隣要請):MACアドレスを問い合わせるパケット
・NA(Neighbor Advertisement:近隣広告):NSへの応答パケット
NDPは同一セグメント上のデバイスのIPv6アドレスを調べるために以下のICMPv6パケットを使用します。
・RS(Router Solicitation:ルータ要請):RAを要請するパケット
・RA(Router Advertisement:ルータ広告):セグメントのプレフィックスなどを伝えるパケット
NDPによって以下の機能が実現されます。
・MACアドレスの解決(IPv4のARPに相当)
・SLAAC(StateLess Address Auto Configuration:アドレスの自動設定)
・DAD(Duplicate Address Detection:重複アドレスの検出)
【IPv6アドレスの割り当て方法】
IPv6アドレスの割り当てには複数の方法があります。

【SLAAC】(StateLess Address Auto Configuration)
SLAACはIPv6に標準で搭載されたアドレス自動設定機能です。SLAACはICMPv6のNDPを利用して自動設定を行います。SLAACは以下の流れでアドレス設定を行います。

- IPv6ルーティングが有効なルータが定期的にRAによって、そのセグメントのプレフィックスを広告する
- ネットワークに追加されたホストはRSを送信し、ルータがRAを即時に送信するよう要求する
- ホストは、受信したRAからプレフィックスを、EUI-64によってインターフェースIDを取得し、IPv6アドレスを自動設定する。また、RAを送信したルータのIPv6アドレスをデフォルトゲートウェイとして設定する
4.アドレス設定が完了し、通信が可能になる
【EUI-64】
EUI-64は、MACアドレス(48ビット)に「fffe」という16ビットをプラスし 64ビットにするフォーマットです。リンクローカルユニキャストアドレスのインターフェースIDを自動的に生成する際に利用されます。
例えば「11-22-33-44-55-66」というMACアドレスを持つインターフェースの場合、以下のように「1322:33ff:fe44:5566」というインターフェースIDになります。

EUI-64で生成されるインターフェースIDは64ビットですので、プレフィックス長は必然的に64ビット(/64)となります。言い換えれば、自動アドレス割り当てを利用する場合はプレフィックス長が64ビットとなるように設計する必要があります。
【コマンド構文:インターフェースのIPv6情報を表示】
#show ipv6 interface
上記コマンドにより、インターフェースに設定しているIPv6アドレスを確認することができます。

ipv6のlink-localアドレスって手動で設定できますか?
本問題について,link-localアドレスが自動設定されたものであるという判断をする基準がわかりません.
他の選択肢についても,グローバルユニキャストアドレスがautoconfigやdhcpで設定されたものではないという判断はどのようにするのでしょうか?
packet tracerで同様の状況を作成してshowコマンドを打ってみたのですが,それぞれ判断できるような表示がなかったように思います.
詳しい方がいらっしゃいましたら教えていただきたいです.よろしくお願いいたします.
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