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ネクストホップの定義について
初歩的な質問失礼いたします。
ネクストホップの定義、あてはまる例あてはまらない例を教えていただけたらと思います。
上記問題において、正答が”RouterA(config)#ipv6 route ::/0 Serial 1/0”であることは理解できています。
しかし、転送先に『ネクストホップとなるルータのIPアドレスを指定』とあることから、”RouterA(config)#ipv6 route ::/0 Serial 1/1”も当てはまるのではないかと考えてしまいました。
単純に私はネクストホップのことを隣接している次のルーターだと思っていたのですが、シリアルケーブルの先のルーターはネクストホップの定義に当たらないなど何か見落としや勘違いありますでしょうか?
ご教授よろしくお願いいたします。
ネクストホップのことを隣接している次のルーターだと思っていた
こちらの理解で概ね正しいと思います。強いて言うなら、「ネクストホップ」と言ったときに「隣接ルータ」のことを指していることもあるし、「隣接ルータのIPアドレス」のことを指していることもあります。
”RouterA(config)#ipv6 route ::/0 Serial 1/1”も当てはまるのではないかと考えてしまいました。
こちらは当てはまりません。「Serial 1/1」は「IPアドレス」ではなくて、「インターフェース名」だからです。
IPアドレスはこの問題で言うと、2001:db8:1234:1::1とかです。
インターフェース名はこの問題で言うと、Serial 1/0とかです。
スタティックルートのコマンド構文の「転送先」には、「ネクストホップのIPアドレス」か「自ルータの出力インターフェース」または「その両方」を指定します。
この問題の答えは、転送先に「自ルータの出力インターフェース」を指定しているパターンになりますよ。
コメント
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y ysatoag
2022/08/23 10:05
松本さん わかりやすい回答ありがとうございます! 「ネクストホップのIPアドレス」か「自ルータの出力インターフェース」であるため、RouterA(config)#ipv6 route ::/0 Serial 1/0もしくはRouterA(config)#ipv6 route ::/0 2001:db8:1234:1::1 なのですね。 ネクストホップのインターフェースの指定がおかしい部分と気づけました。 ありがとうございます!