助け合いフォーラム
正解
192.36.148.93
172.28.134.56
192.148.114.87
解説
「11100000」となります。
つまり、第4オクテットの上3ケタまでが、ネットワーク部、下5ケタがホスト部となります。
このことを念頭に置いて、それぞれのIPアドレスを見ていきます。
分かりやすくするため、まず、全てのIPアドレスの第4オクテットを2進数に変換して、上3ケタと下5ケタに分けてみます。
172.28.134.56→「56」→「00111000」→「001 11000」
192.36.148.93→「93」→「01011101」→「010 11101」
192.148.114.87→「87」→「01010111」→「010 10111」
68.45.36.159→「159」→「10011111」→「100 11111」
154.23.85.63→「63」→「00111111」→「001 11111」
227.168.166.192→「192」→「11000000」→「110 00000」
第4オクテットの下5ケタはホスト部ですので、ホスト部が全て「1」と全て「0」のアドレスは、それぞれブロードキャストアドレス、ネットワークアドレスとなり、使用できません。
よって、「68.45.36.159」、「154.23.85.63」、「227.168.166.192」は、使用できません。
残りの「172.28.134.56」、「192.36.148.93」、「192.148.114.87」が正解となります。
学習テキスト
数値の表記方法には「2進数」や「10進数」や「16進数」といった種類があります。

「0~17」をそれぞれの方法で表記すると以下のようになります。

[進数の考え方]
進数は「その数になったら次の位に繰り上がる」と考えるとわかりやすくなります。
例えば、2進数では「1」の次の数は「2」なので次の位に繰り上がり「10」となります。
10進数では「9」の次の数は「10」なので次の位(十の位)に繰り上がり「10」となります。
16進数では「F」の次の数は「10進数で数えて16」になるので次の位に繰り上がり「10」となります。
※「9」の次の数字は無いので16進数ではアルファベットの「A、B、C、D、E、F」を9に続く数字として使用します。16進数の「A」は10進数の10、16進数の「F」は10進数の15にあたります。
【10進数と2進数の変換方法】
さまざまな変換方法がありますが、ここでは簡単に以下の変換表を使います。

■2進数から10進数への変換
変換したい2進数の数値を変換表に入れて、「1」が入った部分を全て足します。(表には右詰めで入れます)
足した合計が10進数の数値になります。
例) 2進数の「10111」を10進数に変換する

答) 23
■10進数から2進数への変換
変換したい10進数の数値を変換表の大きい方から引いていき、引いた部分に「1」を入れます。
数値が0になるまで引いたときに、変換表に入っている「0」と「1」の並びが2進数の数値になります。
例) 10進数の「23」を2進数に変換する

答) 10111
【IPアドレスの構成】
IPアドレスは「ネットワーク部」と「ホスト部」で構成されます。

ネットワーク部は、所属しているネットワークグループを示す部分です。
ホスト部は、そのグループの中のどれかを示す部分です。
ネットワーク部とホスト部の境界線はクラスごとに決められています。


クラスAは第1オクテット(8ビット)までがネットワーク部なので「/8」となります。
クラスBは第2オクテット(16ビット)までがネットワーク部なので「/16」となります。
クラスCは第3オクテット(24ビット)までがネットワーク部なので「/24」となります。
クラスDとEは特殊な用途のためネットワーク部とホスト部の区別はありません。
【サブネット】(サブネットワーク)
サブネットとは、ネットワークを分割したものです。
サブネット化(ネットワークを分割)するには、IPアドレスの「ホスト部」の一部を借用して「ネットワーク部」として扱います。

これにより、1つのネットワークアドレスで複数のネットワークを作成することができます。(ネットワークアドレスを節約できる)

【サブネットマスク】
サブネットマスクとは、ネットワーク部とホスト部を区別するための数値です。
サブネットマスクの表記方法にはCIDR表記(プレフィックス表記とも呼ばれる)、2進数表記(Binary表記)、ドット付き10進数表記(Dotted-decimal notation:DDN表記)があります。

CIDR表記では、何ビットまでネットワーク部なのかを表します。
2進数表記では、ネットワーク部を「1」、ホスト部を「0」で表します。
10進数表記では、2進数の表記を8ビットごとにドットで区切って10進数に変換して表します。
下図のように、2進数表記サブネットマスクにおける「1」と「0」の境界が、IPアドレスにおけるネットワーク部とホスト部の境界となります。

【サブネットマスク表記の変換手順(10進数表記とCIDR表記の変換)】
サブネットマスク「255.255.255.252」を例に、10進数表記とCIDR表記の変換手順を示します。
[10進数表記からCIDR表記]
まず、10進数表記を2進数表記に直し、ネットワーク部のビット数を数えます。
そして、数えたネットワーク部のビット数をCIDR表記の値とします。

[CIDR表記から10進数表記]
まず、CIDR表記を2進数表記にするためにCIDR表記の値だけ左から「1」を並べ、残りを「0」で埋めます。
そして、2進数表記を10進数表記にします。

【各表記法で表したサブネットマスク】

【サブネット計算】
サブネット(ホスト部からビットを借用して作られたネットワーク)に関する以下の情報は、提示されたIPアドレスやサブネットマスクを使用して算出します。

【ネットワークアドレスとブロードキャストアドレスとホストアドレスの範囲の算出】
IPアドレスとサブネットマスクから「ネットワークアドレス」と「ブロードキャストアドレス」、「ホストアドレスの範囲」を算出できます。
以下では「192.168.1.122/27」というIPアドレスとサブネットマスクを例に説明します。
まずは、ネットワーク部とホスト部を確認するために「192.168.1.122/27」を2進数に変換します。

サブネットマスクが「1」の部分がネットワーク部になり、「0」の部分がホスト部になります。

ネットワークアドレスは、ホスト部が2進数で全て「0」になるアドレスなので「192.168.1.96」になります。
ブロードキャストアドレスはホスト部が2進数で全て「1」になるアドレスなので「192.168.1.127」になります。
ホストアドレスの範囲は、ネットワークアドレスの1つ後~ブロードキャストアドレスの1つ前までの範囲なので「192.168.1.97~126」になります。

【ホストアドレス数の算出】
サブネットマスクからホストアドレス数を算出できます。以下ではサブネットマスク「/27」を例に説明します。
まずサブネットマスク「/27」の2進数表記における「0」のビット数を確認します。サブネットマスクは32ビットなので、「32 - 27 = 5」として求められます。

次にサブネットマスクの「0」のビット数を「n」として、次の公式で計算します。
・ホストアドレス = 2のn乗-2

以上の通り、サブネットマスクが「/27」のときのホストアドレス数は「30」となります。
【サブネット数の算出】
「ホスト部から借用しているビット数」からサブネット数を算出できます。
以下では「192.168.1.122/27」というIPアドレスとサブネットマスクを例に説明します。
「192.x.x.x」はクラスC「/24」に該当します。つまり「192.168.1.x/27」は、ホスト部からネットワーク部に3ビット借用してサブネットを作成していることになります。

したがって、「192.168.1.x/27」で作成できるサブネットワークは「192.168.1.0/27」「192.168.1.32/27」「192.168.1.64/27」「192.168.1.96/27」「192.168.1.128/27」「192.168.1.160/27」「192.168.1.192/27」「192.168.1.224/27」の8つです。
またサブネット数は、ホスト部から借用しているビット数を「n」としたとき、次の公式から求められます。
・サブネット数 = 2のn乗

以上の通り、「192.168.1.122/27」のサブネット数は「8」となります。
【ホストアドレス数に合わせたサブネットマスクの算出】
ホストアドレス数に合わせた、適切なサブネットマスクは下記のように算出できます。
1.1つのサブネットに収容するホストアドレス数を確認
2.ホスト部に必要なビット数「n」を下記の式から求める
「2のn乗-2 ≧ ホストアドレス数」
3.「n」の最小値をホスト部のビット数としてサブネットマスクを表す
例:サブネット1つ当たりのホストアドレス数が300の場合
1.1つのサブネットに収容するホストアドレス数を確認
→「300」
2.ホスト部に必要なビット数「n」を下記の式から求める
「2のn乗-2 ≧ ホストアドレス数」
※このとき「-2」するのはネットワークアドレスとブロードキャストアドレスを除くためです。
→「2の9乗-2 ≧ 300」(n ≧ 9)
ホスト部が9ビット以上あれば、300のホストアドレスを収容できることがわかります。
なおホスト部が9ビットのとき、収容できるホストアドレス数は「510」です。(2の9乗-2)
3.「n」の最小値をホスト部のビット数としてサブネットマスクを表す
2進数表記の場合はネットワーク部を「1」、ホスト部を「0」として、8ビット区切りの2進数で表します。
→「11111111.11111111.11111110.00000000」(「n」の最小値は9なので「0」が右から9個並ぶ)
CIDR表記の場合はネットワーク部のビット数を「/」の後に書きます。
→「/23」
10進数表記の場合は2進数表記を変換します。
→「255.255.254.0」
良い方法ありませんか
こういった問題は皆さんどれくらいの時間で解かれているでしょうか?
時間計ったら6分かかっていました。
(各IPアドレスの2進数変換で約5分)良い方法あればご教示下さい
IP計算は大体1分ないくらいで解いてます。全て直す必要はなく、該当部分だけ比較みたいな...?
IPの計算があるときは事前にメモしておくと楽だと思います。
2の階乗は比較的簡単なので暗算でできるかもですが、毎回思考すると余計に疲れてしまうので...
128 64 32 16 | 8 4 2 1
上記のメモ①と
128 / 25
192 / 26
224 / 27
240 / 28
248 / 29
252 / 30
254 / 31
255 / 32
上記のメモ②
を事前に用意しておきます。
暗記する必要はなく、その場で計算して用意するだけで構いません。
①は1オクテットでの該当ビットが立っているときの値
②はプレフィックス値とサブネットの関係
をメモしてます。
①の表で計算やサブネットをわかりやすくする手助け
②で一般的なサブネット確認
ができます。セグメントを分けるときだったり、知識の確認で変なビットの立ち方があるときは①を用いて適宜足し算が必要ですが、毎回2進数変換するだけでも手間ですよ。
例、93は64より大きく、128より小さいので、64のbitが立ってる。
また、93-64=29なので、同じく、16のbitも立ってる。
・・・
「0 1 0 1 | 1 1 0 1」
だ!みたいな感じですね。
単純な話しですが、奇数は1bitの箇所が立ってるし、128bitの下のbitが全て立っていたら、127になる。みたいに、いくつか計算の助けにしながら、IP計算の問題はいつもメモを見つつ暗算で解いてます。
コメント
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P Pnt279_052
2026/06/09 12:32
回答ありがとうございます。助かります 目安時間を目標に頑張ります。