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CCNA(200-301)
問題ID : 8250
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HSRP、VRRP、GLBPの特徴について正しい記述はどれか(3つ選択)

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GLBPにおけるAVGとAVF

公開日 2022/08/24

GLBPについて完璧に理解はしていないのですが、GLBPにおけるAVGとAVFはHSRPでいうアクティブルータ(AVG)とスタンバイルータ(AVF)という認識でお間違いないのでしょうか?

2022/08/25 15:23

参考URL欄の
『ネットワークエンジニアとして「GLBP ( Gateway Load Balancing Protocol )」:GLBPとは』
にも記載がありますが、
①GLBPでは「両方のルータが同時にアクティブで稼働する」
②GLBPでは「両方のルータがAVFを持ち、プライオリテ上位のルータのみAVGを持つ」
ようになっています。

●AVG
・自身を含むGLBPの同一グループ下にある全ルータに、それぞれ仮想MACを割り当てる。
⇒AVGを持つルータ・持たないルータとも仮想MACを持ち、アクティブとして稼働させる。
(例:RouterAは仮想MAC「0007.b400.0101」「0007.b400.0102」を生成し、自身に末尾「0101」を、対向に「0102」を割り当てる)
・仮想IP宛にARP要求が来た場合、仮想MACを返答する。
 返答する仮想MACは、GLBP同一グループ下のルータの仮想MACのどれか1つを、
 ARP要求1件ごとに振り分けて応答する。
⇒仮想IP宛のARP要求を一律で受け取り、自身・対向のどちらかの仮想MACを応答で返す。
 エンド側には、グループ下で割り当てられている仮想MACのどれかが通知される。
(例:PC-AはARPの応答でMAC末尾0101を受け取ったけど、PC-Bは末尾0102を受け取り、PC-Cは0101を、PC-Dは0102を…)

●AVF
・自身の仮想MAC宛に届いたパケットをルーティングする。
⇒デフォルトゲートウェイのIPは同じでもMACは異なるため、通信はGLBPグループ下のルータで分散し、
 各ルータの仮想MAC宛通信を処理する。
 自身に割り当てられた仮想MAC以外の通信は、対向がダウンしない限り受信すらしない。

簡単にいえば、AVGは「GLBPグループにおける、仮想MACの管理者」といったところでしょうか。


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2022/08/25 23:27

適切なご回答ありがとうございます。


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