助け合いフォーラム

Cisco

CCNA(200-301)
問題ID : 7555
問題を開く
レイヤ3スイッチの特徴はどれか(2つ選択)

正解

IPアドレスを基に宛先を判断できる

ブロードキャストドメインを分割できる

解説

レイヤ3スイッチは、レイヤ2スイッチの機能とルーティング機能を併せ持つデバイスです。

レイヤ1~3の主なネットワークデバイスの特徴を以下に記します。


その他の選択肢については以下の通りです。
・コリジョンドメインを分割できない
レイヤ3スイッチはコリジョンドメインを分割できます。

・ルーティング機能をサポートしていない
レイヤ3スイッチはルーティング機能をサポートし、OSPFやEIGRPなどのルーティングプロトコルを扱えます。

・シリアルインターフェースを標準搭載している
レイヤ3スイッチが搭載しているのはLAN用インターフェースです。

・ブロードキャストドメインを拡大する
レイヤ3スイッチはブロードキャストドメインを分割するので、ブロードキャストドメインを縮小します。

参考

【レイヤ1~3の主なネットワークデバイス】


【主なデバイスのブロードキャストドメインとコリジョンドメイン】
左がハブ、中央がルータ、右がスイッチのブロードキャストドメインとコリジョンドメインを示しています。


【ブロードキャストドメイン】
ブロードキャストドメインとは、ブロードキャストが届く範囲です。
ブロードキャストドメインが大きくなると、その分だけブロードキャストを送信するデバイスの数も多くなります。
ブロードキャストが多くなると、ブロードキャストを受信した際の処理量も増えるので、PCのパフォーマンスの低下につながります。
そのため、ブロードキャストドメインは必要に応じて小さく分割します。

【コリジョンドメイン】
コリジョンドメインとは、データの衝突が発生する範囲です。
コリジョンドメインが大きくなると、その分だけコリジョンの発生する確率が高くなります。
コリジョンが発生した場合は、データを再送することになるので、通信効率が低下します。
そのため、コリジョンドメインは極力小さく分割する必要があります。

【VLAN】
VLAN(Virtual LAN)とはユーザの物理的な位置に関係なく、ユーザを論理的にグループ分けできる技術です。
VLANで論理的にグループ分けすることにより、異なるVLANに属しているユーザとは通信できないようになります。


【輻輳】
帯域幅の上限や、ネットワーク機器の処理能力を超える通信が原因で、データの送受信に影響が出る状態。

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[ネットワーク機器] 軽微な誤りの報告

公開日 2022/11/27

「解説」のところにて、

[誤] レイヤ3スイッチブロードキャストドメインを分割するので、ブロードキャストドメインを縮小します。
[正] レイヤ3スイッチはブロードキャストドメインを分割するので、ブロードキャストドメインを縮小します。

スタッフからの返信

s staff_koba

2022/11/28 09:44

tnishita2さん ご指摘の点を修正致しました。 ご報告、誠にありがとうございました。

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