助け合いフォーラム
CCNA(200-301)
問題ID : 6801
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VLANに関する説明で、正しく述べているものは下記のうちどれか。(4つ選択)
正解
ユーザを論理的にグループ分けすることができる
ネットワークのセキュリティを強化することができる
ブロードキャストドメインの数を増やすことができる
ユーザを同じネットワークに追加したり、違うネットワークに分離させる事が簡単に出来るようになる
解説
VLAN(Virtual LAN)とはユーザの物理的な位置に関係なく、ユーザを論理的にグループ分けできる技術です。
論理的にグループ分けすることにより、同じグループに属しているユーザ同士はお互いに通信でき、異なるグループに属しているユーザは通信できないようになるので、ネットワークのセキュリティの強化になります。
またこれは、VLANを使えば、ユーザを同じネットワークに参加させる事や、違うネットワークに分離させる事が、簡単にできるようになる事も意味します。
VLANはVLAN番号によって識別されます。1つのVLANは1つのブロードキャストドメインを構成するので、複数のVLANを作成することによりブロードキャストドメインの数を増やすことができます。
その他の選択肢について確認します。
・コリジョンドメインの範囲を広げることができる
・コリジョンドメインの数を減らすことができる
VLANの数とコリジョンドメインの数は関係ありません。
・スイッチの管理が容易に行えるようになる
スイッチの管理を容易に行えるようにするのは「VTP」です。
・スイッチングループを防ぐことができる
スイッチングループを防ぐのは「STP」です。
・セキュリティが強化するためにパケットのフィルタリングが行われる
パケットをフィルタリングするのは「ACL」です。
・IPアドレスの節約のために使われる
IPアドレスを節約するのは「NAT」です。
論理的にグループ分けすることにより、同じグループに属しているユーザ同士はお互いに通信でき、異なるグループに属しているユーザは通信できないようになるので、ネットワークのセキュリティの強化になります。
またこれは、VLANを使えば、ユーザを同じネットワークに参加させる事や、違うネットワークに分離させる事が、簡単にできるようになる事も意味します。
VLANはVLAN番号によって識別されます。1つのVLANは1つのブロードキャストドメインを構成するので、複数のVLANを作成することによりブロードキャストドメインの数を増やすことができます。
その他の選択肢について確認します。
・コリジョンドメインの範囲を広げることができる
・コリジョンドメインの数を減らすことができる
VLANの数とコリジョンドメインの数は関係ありません。
・スイッチの管理が容易に行えるようになる
スイッチの管理を容易に行えるようにするのは「VTP」です。
・スイッチングループを防ぐことができる
スイッチングループを防ぐのは「STP」です。
・セキュリティが強化するためにパケットのフィルタリングが行われる
パケットをフィルタリングするのは「ACL」です。
・IPアドレスの節約のために使われる
IPアドレスを節約するのは「NAT」です。
参考
【レイヤ1~3の主なネットワークデバイス】
【主なデバイスのブロードキャストドメインとコリジョンドメイン】
左がハブ、中央がルータ、右がスイッチのブロードキャストドメインとコリジョンドメインを示しています。
【ブロードキャストドメイン】
ブロードキャストドメインとは、ブロードキャストが届く範囲です。
ブロードキャストドメインが大きくなると、その分だけブロードキャストを送信するデバイスの数も多くなります。
ブロードキャストが多くなると、ブロードキャストを受信した際の処理量も増えるので、PCのパフォーマンスの低下につながります。
そのため、ブロードキャストドメインは必要に応じて小さく分割します。
【コリジョンドメイン】
コリジョンドメインとは、データの衝突が発生する範囲です。
コリジョンドメインが大きくなると、その分だけコリジョンの発生する確率が高くなります。
コリジョンが発生した場合は、データを再送することになるので、通信効率が低下します。
そのため、コリジョンドメインは極力小さく分割する必要があります。
【VLAN】
VLAN(Virtual LAN)とはユーザの物理的な位置に関係なく、ユーザを論理的にグループ分けできる技術です。
VLANで論理的にグループ分けすることにより、異なるVLANに属しているユーザとは通信できないようになります。
【輻輳】
帯域幅の上限や、ネットワーク機器の処理能力を超える通信が原因で、データの送受信に影響が出る状態。
【主なデバイスのブロードキャストドメインとコリジョンドメイン】
左がハブ、中央がルータ、右がスイッチのブロードキャストドメインとコリジョンドメインを示しています。
【ブロードキャストドメイン】
ブロードキャストドメインとは、ブロードキャストが届く範囲です。
ブロードキャストドメインが大きくなると、その分だけブロードキャストを送信するデバイスの数も多くなります。
ブロードキャストが多くなると、ブロードキャストを受信した際の処理量も増えるので、PCのパフォーマンスの低下につながります。
そのため、ブロードキャストドメインは必要に応じて小さく分割します。
【コリジョンドメイン】
コリジョンドメインとは、データの衝突が発生する範囲です。
コリジョンドメインが大きくなると、その分だけコリジョンの発生する確率が高くなります。
コリジョンが発生した場合は、データを再送することになるので、通信効率が低下します。
そのため、コリジョンドメインは極力小さく分割する必要があります。
【VLAN】
VLAN(Virtual LAN)とはユーザの物理的な位置に関係なく、ユーザを論理的にグループ分けできる技術です。
VLANで論理的にグループ分けすることにより、異なるVLANに属しているユーザとは通信できないようになります。
【輻輳】
帯域幅の上限や、ネットワーク機器の処理能力を超える通信が原因で、データの送受信に影響が出る状態。
誤りかもしれない点の報告
投稿日 2022/12/19
ボリューム的に、複数まとめて報告させていただきます。誤りとまではいえないと考えられる場合はご放念ください。
問題ID : 6801
ユーザーとユーザの表記ゆれがあります。この語の表記は一方のみが正しく他方が誤りとは言えず、全体にわたって統一すべきとまでは思わないのですが、この問題の場合はひとつの問題文・解説の中で表記が変わりましたので気になりました。
問題ID : 7760
問題文に句点がないところがあります。同じような問題文構成の問題ID : 7759では句点がありました。
問題ID : 7226, 7841, 8171 など
[変更前] RFC1918
[変更後] RFC 1918
問題ID : 8405
ネイバとネイバーの表記ゆれがあります。この語の表記は一方のみが正しく他方が誤りとは言えず、全体にわたって統一すべきとまでは思わないのですが、この問題の場合はひとつの問題文・解説の中で表記が変わりましたので気になりました。
スタッフからの返信
この投稿に対して返信しませんか?
s staff_koba
2022/12/20 09:29
tnishita2さん ご指摘の点を修正致しました。 ご報告、誠にありがとうございました。