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Cisco

CCNA(200-301)

IPv6の表記について

公開日 2023/01/25

ご多用のところ恐れ入ります。
IPv6の「表記」で躓いております。

例えば、GUAだと、
最初の3ビットが 001 で始まるのは分かりますが、
2000::/3 と「表記する」とあります。

この「表記」とは、GUAであることを表す記号的な意味と解釈すれば良いのでしょうか。

それとも展開して...
2000 0000 0000 /3
/3 は先頭から 001 のことで
それじゃ
2000 0000 0000
は、Aビット部の後半を指しているのか?
などと考えて意味不明になってしまいました。

同様に
インターネット用のIPv6アドレスなら
2001::/16 と「表記する」とあります。

この表記とはどう解釈すればよいのでしょうか。

言っていること自体、意味不明かもしれず申し訳ありません。

2023/01/27 18:23

お求めの回答とはずれてる気がしますが2000::/3を例に説明してみます。

IANAが割り当てしてるGUAとして決まってる(共通してる)のは001までで、後の関係ない部分は全部0にした結果、こういう表記になってます。
つまり0010000000000000...(全部で128桁)です。
これを正しいIPv6表記に戻すと「2000::」です。
これに「/3」をつけて「2000::/3」になってます。
「/3」をつけることで、決まってるのは先頭3ビットということを表せます。

なぜプレフィックス(先頭からの任意のビット数の部分。今回は3ビット)以外(つまり関係ない部分)を0で埋めているのか?
ということだと、そういうものだから。くらいの解釈で十分ではないかと思います。
RFCでもプレフィックス以外は0を使って埋めています。
https://tex2e.github.io/rfc-translater/html/rfc4291.html#2-3--Text-Representation-of-Address-Prefixes

たとえば、次は60ビットプレフィックス20010DB80000CD3(16進数)の正当な表現です。
2001:0DB8:0000:CD30:0000:0000:0000:0000/60
2001:0DB8::CD30:0:0:0:0/60
2001:0DB8:0:CD30::/60

プレフィックス以外も関係ある(決まってる)なら次のように表せるということも書いてあります。

ノードアドレスとそのノードアドレスのプレフィックス(ノードのサブネットプレフィックスなど)の両方を書き込む場合、2つを次のように組み合わせることができます。
the node address 2001:0DB8:0:CD30:123:4567:89AB:CDEF
and its subnet number 2001:0DB8:0:CD30::/60

can be abbreviated as 2001:0DB8:0:CD30:123:4567:89AB:CDEF/60


コメント

m megnet

2023/01/27 21:25

ご多用のところ、難解な質問にお答えくださり有難うございました。 仰せの説明からヒントを得て、自身の理解不足や誤解が原因と気付き、正しく理解することができました。 慣れた方なら当たり前と思われることを見落としていたようです。 特に :: は 教本に1度だけ、0の連続を省略できるとあり、例題から、中盤の2フィールドの省略のイメージが先行し、末尾まで0の省略表現として使えると認識していませんでした。 今回の例で言えば... 2000:: の :: は 後半7フィールドが全部0の省略 2000 の 2は 2進数で 0010 このうち先頭の3ビットが001で始まる表現が /3 ということですね。 ご教示くださり有難うございました!!

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