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LPIC

LPIC Lv3-303(Ver2.0)
問題ID : 10488
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コピーの方法

公開日 2022/05/17

レベルとしてはLPIC-2以下の話になってしまうかもしれませんが、教えてください。

本問題の参考欄の末尾にgrub2-mkpasswd-pbkdf2の使用例が記載されていて、
「パスワードをコピー」と記載されています。
具体的なコピーの方法としては、以下になるのかと思いますが、もし他に良い方法があれば教えてください。

1./etc/grub.d/40_customバックアップ(念のため)
2.grub2-mkpasswd-pbkdf2 >> /etc/grub.d/40_custom
3.vi /etc/grub.d/40_customで下記点を変更
  ・password → password_pbkdf2
  ・rootpasword → grub.pbkdf2.・・・(暗号化パスワード) ※ファイル末尾から移動
4.grub2-mkconfig -o /boot/grub2/grub

2023/04/20 18:00

基本的には正しいですが、少し手順を整理して説明します。

  1. まず、/etc/grub.d/40_customファイルのバックアップを作成します。これは万が一のために行います。

    sudo cp /etc/grub.d/40_custom /etc/grub.d/40_custom.bak
    
  2. 次に、grub2-mkpasswd-pbkdf2コマンドを使用してパスワードをハッシュ化し、その出力をファイルにリダイレクトします。

    sudo grub2-mkpasswd-pbkdf2 | sudo tee -a /etc/grub.d/40_custom
    
  3. /etc/grub.d/40_customファイルを編集して、以下のように変更します。

    sudo vi /etc/grub.d/40_custom
    
    • passwordpassword_pbkdf2 に変更します。
    • rootpassword を先程生成したハッシュ化されたパスワード(grub.pbkdf2.・・・)に置き換えます。これはファイルの末尾から移動して行います。
  4. 最後に、grub2-mkconfigコマンドを実行してGRUB設定ファイルを更新します。

    sudo grub2-mkconfig -o /boot/grub2/grub.cfg
    

これらの手順を実行することで、GRUB2のパスワード保護が有効になります。上記の手順は、基本的には適切であり、他に特別な方法はありません。ただし、状況や環境によっては、適切なパーミッションやパスが異なる場合がありますので、適宜確認してください。


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