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解説に疑問
解説文中の
ディストリビュートリストによってフィルタリングすると以下のように適切な方向にルーティングできるようになります。
の図中に
EIGRPのout方向で適用
とありますが、これはOSPFにとってのout方向というのが正しいのではないでしょうか?
またはEIGRPにとってのin方向という方が適切でないしょうか?
とありますが、これはOSPFにとってのout方向というのが正しいのではないでしょうか?
またはEIGRPにとってのin方向という方が適切でないしょうか?
そう判断された根拠が一緒にあると嬉しいです。
正答選択肢をみると以下のように記述されています。
router eigrp 1
distribute-list 1 out ospf 1
これは router eigrp
(つまりEIGRPルーティングプロセスの中)で、distribute-list
(経路情報の配送、広告)をどの方向に制御するか、と言う意味になります。つまり「EIGRPプロセスが自分の発信(out)向きに経路情報アップデートする際にACL:1を適用する。なお、OSPFプロセス番号1から学習した経路を対象とする」と言うのがこの distribute-list 1 out ospf 1
の意図になります。
なので、「EIGRPのin方向」と言うと、「EIGRPプロセスに入ってくる」と言う意味になるので、router eigrp
配下では distribute-list in
になりますし、「OSPFにとってのout」と言うと、router ospf
配下で distribute-list out
と言うように聞こえます。
考え方のポイントとしては「redistribute
した時点で、その経路情報はredistribute
元の経路情報として扱わない」と言うことですね。router eigrp
配下で redistribute ospf
したらその経路はEIGRPプロセスにとっては D EX
な経路になるわけで、OSPF関係ないのです。
トポロジ図のルーティングプロセスの管理範囲(ドメイン)で考えず、どのルーティングプロトコルのプロセスで扱うのか、そのルーティングプロトコル観点で経路情報を「送信する(out)」のか「受信する(in)」のかと言う点でみると良いかと思います。
この辺のドキュメントみると参考になるかもです。
https://www.cisco.com/c/ja_jp/support/docs/ip/interior-gateway-routing-protocol-igrp/9105-34.html
コメント
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C CCNAdiver
2023/05/27 16:35
こちら遅くなりましたが、理解出来ました。 根本でdistribute-listの in out の 使い分けが理解できていなかったため質問自体おかしな感じになってしまいました。 ご丁寧にありがとうございました(__)。