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Cisco

CCNP ENARSI(300-410)
問題ID : 33551
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各ルータにBGPの設定を行い、隣接するルータ同士がBGPピアを確立していることを確認した。 その後、以下のようにR4がR1のLoopback 0の情報を受信できるような追加の設定をR2とR3に行った。 【1】~【3】にあてはまる追加の設定はどれか。(3つ選択)

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解説のNext-Hopアトリビュートについて

公開日 2023/07/23

解説の [2]R3でのルートリフレクタの設定 のコマンド説明文に 【neighbor 2001:DB8:1:2::2 next-hop-self】←経路情報を送信する際にNext-Hopアトリビュートを自身のアドレスに変える と記載がありますが、自身のアドレスであれば【2001:DB8:1:2::1】ではないでしょうか。

2023/07/24 11:16

「neighbor 2001:DB8:1:2::2 next-hop-self」コマンドは以下のような意味になります。
ネイバのR3「2001:DB8:1:2::2」に対して送信する経路情報は、ネクストホップをR2自身のアドレスにする

コマンドで指定している「2001:DB8:1:2::2」はR3に送信する情報のネクストホップを変更しますよという意味です。
自身のアドレスはわかっているのでわざわざ「2001:DB8:1:2::1」を指定する必要はなく、「next-hop-self」とするだけです。

解説の図にある黄色の枠で囲まれている以下の経路情報の変化を見るとわかりやすいと思います。
R1からR2に送られる経路情報。この時はネクストホップが「2001:DB8:1:1::1」。

    2001::1/128                  
NEXT 2001:DB8:1:1::1 

R2からR3に送られる経路情報。この時にネクストホップを「2001:DB8:1:2::1」に変更してネイバR3「2001:DB8:1:2::2」に送る。

  2001::1/128
NEXT 2001:DB8:1:2::1


コメント

h hiroboss

2023/07/24 21:46

tym78さん わかりやすいご説明を頂き、ありがとうございます。 自身のアドレスをわざわざ記載するのではなく、「next-hop-self」というコマンドでネクストホップは私ですよーという意味ですね。 CISCOのコマンドって、あぁ、そういう考え方するんだ・・・っていうのがよく引っ掛かります。

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