arashi1977さんの投稿一覧
回答に対しての返信ではなく追加質問にされているので、別の回答としてぶら下げます。
Outbounding付近のルーティングについては、
複数のNICを使い、相手のipアドレスによって使用するNICを振り分けしている感じでしょうか。
102、201範囲の「ルーティング」に関するところをもう少し補強した方が良いのかもしれませんね。時間や余裕があればCCNAの学習で「ルーティング」に関する基本だけでも押さえると理解度が上がると思います。
ルーティングは
- 自分が受信したパケットを自分が受け取るべきか別の誰かに転送(ルーティング)するべきか
- パケットをどのインターフェースからどのアドレスに(ルーティング)送信すべきか
の2パターンで発動します。前者の場合は「転送すべき」となった時点で「どのインターフェースからどのアドレス向けに出力するか」が決まっているので FORWARD
チェインの後では実行されません。対して OUTPUT
の前の段階では、ローカルプロセスがパケットを生成しただけで、まだ「どのインターフェースからどのアドレス向けに出力するか」が決まっていません。OSはプロセスから「パケットを受け取ってから」ルーティング処理を行い、どのインターフェースから出すのかを決定します
複数の NIC は物理的なものに限りません。 veth とか lo とか br とかの仮想インターフェースでも同じことです。
CDP(Cisco Discovery Protocol) はその名の通り「隣接しているCiscoデバイスの情報を確認」するためのシスコ独自のプロトコルです。
対してLLDP(Link-Layer Discovery Protocol) は IEEE 802.1AB で規定された「標準」プロトコルであり、シスコ以外のベンダーも実装して利用しています。
使い分けたいかどうかは環境によると思います。全部シスコ製品だから CDP 使う、でもいいですし、シスコも含むマルチベンダーで構成しているから LLDP を使う、とか。オールシスコだけど標準準拠でいきたいから LLDP ってのもありですね。
サーバ自身宛か、別のホストへ転送すべきものかを判断するための「ルーティング」ですね。サーバだからといって受け取る全てのパケットが「自分自身宛」とは限りません。