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LPIC

LPIC Lv1-101(Ver5.0)
問題ID : 3710
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MBR形式のハードディスクにおけるパーティションタイプの組み合わせとして正しいものはどれか。

正解

82:Linux swap

解説

fdiskコマンドで、MBR形式のハードディスクに対してパーティションの作成、削除、変更および情報表示を行えます。

fdiskコマンドの書式は以下のとおりです。

fdisk [-l] デバイス名

「-l」オプションは指定したデバイスのパーティションテーブルを表示しますが、指定しない場合は、指定したデバイスのパーティションを対話的に操作することができます。
サブコマンド「l」でパーティションタイプの一覧表示を行えます。


上図より正解は
・82:Linux swap
です。

その他の選択肢については以下のとおりです。

・83:FAT
「83」はLinuxのパーティションタイプです。

・0:Linux LVM
「0」はEmpty(空)のパーティションタイプです。

・8e:Linux
「8e」はLinux LVMのパーティションタイプです。

・e0:空
「e0」というパーティションタイプはありません。

参考

fdiskコマンドはMBR方式のハードディスクにおけるパーティションの作成、削除、変更および情報表示を行うコマンドです。

fdiskコマンドの書式は以下のとおりです。

fdisk [-l] デバイス名

「-l」オプションは指定したデバイスのパーティションテーブルを表示します。パーティションテーブルにはパーティションの情報が格納されています。

「-l」オプションを指定しない場合は、指定したデバイスのパーティションを対話的に操作することができます。
その後、サブコマンド「m」を入力すると、パーティションの操作で使用できるサブコマンドの一覧が表示されます。


fdiskコマンドの主なサブコマンドは以下のとおりです。


なお、作成したパーティションを利用するには、「mkfs」や「mke2fs」コマンドを利用してパーティションにファイルシステムを作成する必要があります。
また、作成したパーティションをスワップ領域として使用するには「mkswap」コマンドを利用します。
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パーティションタイプの機能について

投稿日 2023/08/13

本サイトでの学習から、ファイルシステム作成は、以下の手順と
理解しました。
①fdiskでパーティションを作成
②mkfsで指定したファイルシステムでパーティションをフォーマット

一方、この問題にあるパーティションタイプは、そのタイプ名から
しますと、値ごとにある程度、ファイルシステムを限定している
様に見えます。
しかし、①の段階で、その様な限定が必要なのか、限定されているのか
という疑問を感じました。

この問題の「パーティションタイプ」の項目は、ある程度
ファイルシステムを限定しており、例えば
パーティションタイプ 4 FAT16
を設定したパーティションは、xfsでフォーマットできない
(mkfsでxfs指定でフォーマットするとエラーになる)
などの機能があるのでしょうか。

あるいは、単に、わかりやすい様に名前をつけているだけで
ファイルシステムとの機能的な関連はなく、例えば
パーティションタイプ 4 FAT16
を設定したパーティションをxfsでフォーマットするといった
こともできるでしょうか。

ご存じの方がおられたら、教えて下さい。
宜しくお願いします。

2023/08/21 10:46

fdiskでパーティションタイプを指定することで、mkfsの-tオプションの引数を制限する効果は特にないらしいです。

パーティションタイプの設定は、システムにとって正しく認識・処理するための目印
(OSに、どのようなデータがパーティションに格納されるかを示し、パーティションの内容を適切に識別・取り扱ってもらうための情報提供)の役割で、
パーティションタイプとファイルシステムはユーザ自身で一致する指定を行うようにすることが想定されており、そうでない場合にはシステム障害が起きる可能性があるようです。

ということで、fdiskでのパーティションタイプの指定とmkfsでのファイルシステムの指定が食い違うことはできるかもしれませんが推奨されません。
推奨されないことをやろうとする、気になってしまうのは自分で自分のマシンを壊そうとするようなことかもしれません・・・


コメント

k kz5835

2023/08/21 20:15

m7jgc様 情報を提供頂き、有難うございます。大変参考になりました。 宜しくお願いします。

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