助け合いフォーラム
LinuC Lv1-102(Ver10.0)
問題ID : 15775
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クラウドにおけるサービスモデルのうち、サーバ、ストレージ、ネットワーク等、仮想化されたインフラ環境をサービスとして提供するものはどれか。
この問題はプレミアムコンテンツです。
SaaSやPaaSも正解になりませんでしょうか。
投稿日 2024/07/14
SaaSやPaaSはなぜ、不正解なのでしょうか。
クラウドのサービスモデルについて、『参考』の資料から、以下のような解釈をしています。
IaaS:『インフラ環境』の提供
PaaS:『インフラ環境』と『アプリ基盤』の提供
SaaS:『インフラ環境』と『アプリ基盤』と『アプリケーション』の提供
この問題では、『インフラ環境』をサービスとして提供していサービスモデルを聞かれているので
IaaS、PaaS、SaaSの全てが該当すると思いました。
初歩的な質問で申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。
2024/07/15 00:15
問題文を見ると
仮想化されたインフラ環境をサービスとして提供
とあるので、「インフラ環境」を「サービス」として利用できるか、というのが重要な観点かと思います。SaaSアプリケーションの一例としてですが、オンライン版のMicrosoft 365を利用するにあたって、メールを送受信したりWord/Excel/Powerpointなどのファイルを編集することはできても「サーバ、ストレージ、ネットワーク等、仮想化されたインフラ環境」は直接利用できないですよね。どこのネットワークに配置されたどのようなスペックのサーバで動作するかとか、それはクラウド側が管理しているものであって、サービスとして提供されているのは「アプリケーション」なのですよね。
「クラウド事業者が何を提供しているか(ユーザーが何を用意しなくていよいか)」ではなく、「サービスとして利用しているものは何か」というのがこの問題で扱っている「クラウドのサービスモデル」の内容かなと思います。
コメント
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k kandaBook
2024/07/15 15:09
ご返信ありがとうございます。 クラウド事業者(①)とクラウドサービスを利用して開発するエンジニア(②)とエンドユーザ(③)の視点があると思います。 記載していただいた例で言いますと、③の視点から見ると、提供されているサービスは「アプリケーション」のみだと思います。 ただ、②の視点から見ると、提供されているサービスは「インフラ環境」と「アプリ基盤」と「アプリケーション」になるのではないでしょうか。 「Linux技術者認定 LinuC」の試験は②の視点から考えるのが自然かと思います。