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Cisco

CCNP ENCOR(350-401)
問題ID : 36808
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HSRPとSTPの併用について注意すべき点はどれか。

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STPとHSRPの併用について

投稿日 2025/03/30

この問題の解説の構成では、CatA-CatB-SW1間でSTPが動作していると思うのですが、
SW1がRoot Bridgeになるように設定する では何か不都合はあるのでしょうか?

解説の通りに設定するとSW1-CatA間のいずれかがブロッキングポートになり、
仮にCatAがActiveルータになった場合は、やはり遠回りのルートが発生するのではと想像しており、
いまいち納得できておりません。


m mizobatarics

2025/03/30 18:27

言葉足らずでしたが、各スイッチの帯域やコストが同じで、 SW1-CatA間のいずれかがブロッキングポートになる場合を想定しています。

2025/03/31 10:20

たしかに「SW1をルートブリッジにすれば遠回りは発生しないのでは?」という考え方も、設計上は成り立ちます。

ですが、この問題で問われているのは、「HSRPのActiveルータとSTPのルートブリッジを同じ機器にすることが望ましい」という、ネットワーク設計におけるベストプラクティスです。
解説で示されている構成は、あくまでも「ルートブリッジとActiveルータが別々だった場合にどのような問題が起きるか」を
分かりやすくするための例であり、そこに対して「他の構成でも問題起きないのでは?」は考える必要はないと思います。

解説の通りに設定するとSW1-CatA間のいずれかがブロッキングポートになり、

解説通りというのは、CatAがルートブリッジのときに、SW1-CatA間のいずれかがブロッキングポートになるということでしょうか?
ルートブリッジ自身のポートは全て指定ポート、CatAに向かうSW1のポートはルートポートなので
SW1-CatA間のいずれかがブロッキングポートになることはないと思います。


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2025/03/31 21:57

この問題で問われているのは、「HSRPのActiveルータとSTPのルートブリッジを同じ機器にすることが望ましい」という、ネットワーク設計におけるベストプラクティスです。

ネットワーク設計におけるベストプラクティスということで、
一般的な環境では「HSRPのActiveルータとSTPのルートブリッジを同じ機器にする」ということで理解しました。
あまり深く考えないようにします。

解説の通りに設定するとSW1-CatA間のいずれかがブロッキングポートになり、
すみません、ごちゃごちゃになっていました。
解説通りにCatAがHSRPのActiveルータかつSTPのルートブリッジで、各スイッチ間の帯域やコストがデフォルトの場合です。
このときになんらかの原因でHSRPのActiveルータがCatBになると、遠回りが発生するかと思いました。
特に解説図でいうWAN側?のポートトラッキングで切り替わった場合はSTPに影響が及ばないので、
実際の運用では本当にこれがベストなのか?(このような事象を回避する技術があるのか?)が思いつかずに質問した次第です。


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2025/03/31 21:58

引用を間違えましたが以下に読み替えてください。すみません。

解説の通りに設定するとSW1-CatA間のいずれかがブロッキングポートになり、

すみません、ごちゃごちゃになっていました。
解説通りにCatAがHSRPのActiveルータかつSTPのルートブリッジで、各スイッチ間の帯域やコストがデフォルトの場合です。
このときになんらかの原因でHSRPのActiveルータがCatBになると、遠回りが発生するかと思いました。
特に解説図でいうWAN側?のポートトラッキングで切り替わった場合はSTPに影響が及ばないので、
実際の運用では本当にこれがベストなのか?(このような事象を回避する技術があるのか?)が思いつかずに質問した次第です。


コメント

t tmomo1109

2025/04/01 10:13

整理すると 【初期状態(通常時)】 • CatAがHSRP Activeルータ かつ STPのルートブリッジ • CatBが HSRP Standbyルータ かつ STPの非ルートブリッジ ↓ 【HSRPの切り替わりが発生(異常時)】 • CatBが HSRP Activeルータ かつ STPの非ルートブリッジ という状況になったとき、遠回りが発生するということですよね。 それは「Activeルータとルートブリッジが一致しない」という設問通りの状況なので、もちろん遠回りは発生してしまいます。 これは何らかの影響でCatAが使用できない状況なので、遠回りが発生することは避けられないのでは? 異常時でも遠回りの発生を避けたいのであれば、すべてL3接続にするとか、 インターフェースのダウンイベントをトリガーとしてSTPのプライオリティを変更するEEMを設定して 常にActiveルータとルートブリッジが一致するよう調整したり、方法はいろいろあると思います。 (HSRPでバックアップルートが確保できているのであれば、実運用ではここまでやることはあまりないと思いますが…)

m mizobatarics

2025/04/01 21:35

はい、整理していただいた通りです。 やはり遠回りは発生するということで、回避するには実運用ではあまりないような設定が必要なのですね。 ご丁寧な説明ありがとうございました。納得出来ました。

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