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cryptsetupのマスターキーとパスフレーズ、cryptmountの復号キーとパスワードの関係
cryptsetupで暗号化パーティションを構築する場合、
原本である1個のマスターキーに対し、最大8つのパスフレーズで暗号化されたマスターキーがキースロットに格納されますが、
これに対し、
・cryptmount -c で変更できる"パスワード"とは、上記"パスフレーズ"と同じものを指しているのでしょうか。
・cryptmount -g で作成できる"復号キー"とは、上記"マスターキー"と同じものを指しているのでしょうか。
そもそも両コマンドは同じ暗号化パーティションに対し相補的に使うものではなく
全く別の管理機構のため1つの暗号化パーティションに対してはどちらかを選択した方だけを使って構築・管理する、というイメージですか?
cryptsetupで暗号化パーティションを構築する場合、
原本である1個のマスターキーに対し、最大8つのパスフレーズで暗号化されたマスターキーがキースロットに格納されますが、
LUKSモードの場合ですね。
・cryptmount -c で変更できる"パスワード"とは、上記"パスフレーズ"と同じものを指しているのでしょうか。
YESです。
・cryptmount -g で作成できる"復号キー"とは、上記"マスターキー"と同じものを指しているのでしょうか。
こちらもYESです。
manに則った記述とはいえ用語が混ざっていてわかりづらいですが、同じものです。
そもそも両コマンドは同じ暗号化パーティションに対し相補的に使うものではなく
全く別の管理機構のため1つの暗号化パーティションに対してはどちらかを選択した方だけを使って構築・管理する、というイメージですか?
"選択した方だけ" とはなるかどうかは使い方次第とは思います。
そもそもパッケージが別で、cryptsetup は(たしか)標準でインストールされているのに対して
cryptmount は追加でインストールが必要だったはずです。
よって、cryptmount を使う理由がなければ cryptsetup のみで済むと思います。
また、cryptmount の方が機能が少ないので、上で仰るようなパスフレーズの追加や
キースロットの確認などをしたければ cryptsetup を併用するというケースもあると思います。
コメント
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m miki_y
2025/07/09 07:59
早速のご回答ありがとうございました。助かりました。