助け合いフォーラム
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デフォルトルートの設定だけでよいのでしょうか
PC1,2と3,4が通信できるようするには、解答のデフォルトルートの設定だけでなく、デフォルトルートの再配送設定も必要という認識であっておりますでしょうか?
【デフォルトルートの再配布設定】
R(config)# router ospf 1
R(config-router)#default-information originate
デフォルトルートの再配送設定も必要という認識であっておりますでしょうか?
いらないですね。
RA にとっての 192.168.20.0/24、RB にとっての 10.10.20.0/24 はどちらも RC が知っている(192.168.10.0/24 および 192.168.20.0/24 は EIGRP で、10.10.10.0/24 および 10.10.20.0/24 は OSPF で学習済み)ですので、RA / RB は「わからん宛先へはとりあえず RC に投げとけ」ってするだけで良いのです。
この設問の環境では、デフォルトルートの再配送をする(別のルーティングプロトコルに渡す)必要はないのです。
コメント
横から失礼します。
この環境でどうしても「default-information originate」コマンドを使いたい場合はどうなるかという話でしょうか?
RCで以下のように「always」オプションを付けて設定すれば、RAがOSPFでデフォルトルートを学習できるようになりますよ。
RC(config)#router ospf 1
RC(config-router)#default-information originate always ←RCが常に自身をデフォルトルートとしてRAにOSPFでアドバタイズする
「always」オプションを付けないと、RCにスタティックでデフォルトルートを設定していない限り何もアドバタイズされません。今回の環境ではRCがデフォルトルートとなればよいので、「always」オプションでRC自身をデフォルトルートとします。
つまり設問の解答ではスタティックルートでRAのデフォルトルートを設定していますが、RCで「default-information originate always」を設定した場合、RAで解答の設定は不要になり、RAのルーティングテーブルには以下のようにOSPFで学習したデフォルトルートが載ります。
O*E2 0.0.0.0/0 [110/1] via 10.10.10.254, 00:31:14, GigabitEthernet0/0
最初に疑問に思われている「解答のスタティック+デフォルトルートの再配布の両方が必要なのではないか?」という点は、上記の通り両方の設定は不要で、どちらかの設定があればよいということになります。(OSPF側のRAに限った話です。)
「default-information originate」コマンドはOSPFで使えるものなので、EIGRPエリア側に同様のコマンドでデフォルトルートをアドバタイズすることはできないので注意してください。(EIGRPでのデフォルトルートの再配送については話が脱線するので詳しい説明は省きます。)
設問の状況でRCに「default-information originate always」を設定した場合でも、RBでは「RB(config)#ip route 0.0.0.0 0.0.0.0 192.168.10.254」を設定しないとPC1,2⇔PC3,4の通信はできません。
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w waaaaakana
2025/11/07 08:54
早々に回答していただきましてありがとうございます。 再配送における理解が足りてなく申し訳ないのですが、この環境ですとどこがどうだったら下記のコマンドが必要なのかお伺いできますでしょうか。 【デフォルトルートの再配布設定】 R(config)# router ospf 1 R(config-router)#default-information originate