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Cisco

CCNA(200-301)
問題ID : 8342
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上記構成のR1に以下の設定を行うために必要なコマンドはどれか(2つ選択) ・通常時は「172.16.1.0/30」の経路を使用する ・「172.16.1.0/30」の経路が使用できなくなった場合は「172.16.2.0/30」を使用する

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【問題ID:8342】直接接続スタティックルートの際のルーティングについて

公開日 2022/08/23

※問題自体に関する疑問ではありません。

問題の図において
R1から192.168.1.0/24にアクセス際は、ルーティングテーブルの下記をみてルーティングされる認識ですが、

S 192.168.1.0/24 is directly connected, Serial1/0

ここで疑問があります。
直接接続スタティックルートの場合、自分が隣接しているN/W(同じN/W内)に対してのみルーティングができるイメージなのですが、
これはどうして別ネットワーク(192.168.1.0/24)にルーティングができるのでしょうか?

自分が属しているN/Wは下記と認識しております。
・172.16.1.0/30
・172.16.2.0/30
・10.1.1.0/24

自分で調べた結果、
R2でProxy ARPが有効になっているからルーティングができる?に行きついたのですが、その認識で正しいでしょうか?

2022/08/25 11:31

たしかにR1でdirectly connected Serial1/0になっていることに疑問を覚えました。
※実機検証で上記は正しかったです。

下記を参考にしてみてください。
https://www.cisco.com/cisco/web/support/JP/docs/SW/DCSWT/Nex3000SWT/CG/034/l3_route.html?bid=0900e4b18358c316
直接接続のスタティックルートの項目です。つまりスタティックルートで出力インタフェースのみを指定すると、直接接続(directly connected)とみなすみたいですね。

これについてどのような影響があるのかわかっていないですが、下記資料より、デフォルトルートの場合のみかもしれませんが、直接接続とみなすためルータはARPを投げるみたいです。
それにより回線を使用してCPU使用率などがあがってしまうみたいですね。
https://www.cisco.com/c/ja_jp/support/docs/dial-access/floating-static-route/118263-technote-nexthop-00.html

CCIEのルーティングTCP/IPでも序盤のほうにスタティックルートの説明がありましたので、そちらも参照するといいかもしれません。


コメント

p ponta0423

2022/08/27 09:34

検証までして下さり、ありがとうございました!

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2022/08/25 21:57

直接接続スタティックルートの場合、自分が隣接しているN/W(同じN/W内)に対してのみルーティングができるイメージなのですが、
これはどうして別ネットワーク(192.168.1.0/24)にルーティングができるのでしょうか?

Point-to-Point接続だから、ですね。
「このインターフェースから出せば受け取った相手がその宛先にルーティングしてくれる」と言う環境なのです。


コメント

p ponta0423

2022/08/27 09:36

"受け取った相手がその宛先にルーティングしてくれる" -> 相手がProxy ARPの設定がされていなくてもされるのでしょか?

a arashi1977

2022/08/29 21:27

> -> 相手がProxy ARPの設定がされていなくてもされるのでしょか? ProxyARPは関係ないですよ? 「この宛先に到達するには(この宛先IPアドレスへ|このインターフェースから)パケットを送出する」のがルーティングの担当であって、ProxyARPは「ルーティング機能を活用して、レイヤ2の通信であるARPを肩代わりしてあげる」ものですよ。 そして、送信元が10.1.1.0/24、宛先が192.168.1.0/24とクラス的にもきちんと異なるネットワークですので、ProxyARPの出番は全くないんですね。

p ponta0423

2022/08/29 23:07

下記リンクを見たら、ProxyARPがも関係しているような気がします。 (もし間違っていたら、本当にすみません・・。) https://milestone-of-se.nesuke.com/nw-basic/routing/nexthop-interface/ https://www.infraexpert.com/study/gateway.htm ちょっと頭が混んらがってきました・・・。

h hg1120egyr

2022/08/31 23:12

横からすみません。 arashi1977さんがおっしゃる通り、今回の接続はルータ間はイーサネットではなく、ポイントツーポイント接続だからです。 ・直接接続スタティックルートの設定を行うと、設定したインターフェイスの先に宛先が直接接続されていると見なされます。これはイーサネットでもシリアルインターフェイスでも同じことです。(directly connectedの理由) ・シリアルインターフェイスのみの場合なのか、ポイントツーポイント接続ならそうなのかちゃんとわかってはいないのですが、ポイントツーポイント接続間のIPアドレスはなんでもOK(シリアルインターフェイスの物理インターフェイスには/32は設定できませんでしたが・・GNS3だと) 今回、おそらくProxyARPの設定がないと通信できないと考えているのは、 ルータ間がイーサネットで、かつ、直接接続スタティックルートでが設定されている時ですね。 つまり、ip route 10.1.0.0 255.255.0.0 gi0/0(添付のURLより) が設定されていて、10.1.1.0/24や、10.1.2.254/24が宛先の時、Router-Aは10.1.1.0/24や、10.1.2.254/24がGi0/0にdirectly connectedされているように見なし、Router-AはARPをGi0/0から投げます。その時に、実際には直接接続ではないルータ(この場合だと、Router-B,C)で、ProxyARPの設定がされていれば、代わりに代理応答して、10.1.1.0/24などと通信することができる。ProxyARPが設定されていなかったらARPを破棄してしまう。ということですね。 つまり、Router-Aで直接接続スタティックルートがイーサネット環境でされているために、Gi0/0の先に宛先が直接接続されていると見なし、ARPを投げるが、実際にはRouter-B,Cがあり、ProxyARPをするか、しないか。本来のProxyARPのところと若干違うような気もしますが、言葉としてはそれでいいのかなと思います。 ※最後に上記イーサネット環境で検証したのですが、ProxyARP有効だろうが、無効だろうが通信できました・・・よくわからない。。(エミュレータのせいか?) ただ、今回はポイントツーポイント接続なので、直接接続スタティックルートが生きるようにシリアルインターフェイスにIPアドレスと、no shutdownがあれば、通信できるみたいですね。 <参考> <Router-A> interface FastEthernet0/0 ip address 192.168.0.254 255.255.255.0 duplex auto speed auto ! interface FastEthernet2/0 ip address 172.16.1.1 255.255.255.0 duplex auto speed auto ! ip route 10.1.0.0 255.255.0.0 FastEthernet2/0 show ip route Gateway of last resort is not set 172.16.0.0/24 is subnetted, 1 subnets C 172.16.1.0 is directly connected, FastEthernet2/0 10.0.0.0/16 is subnetted, 1 subnets S 10.1.0.0 is directly connected, FastEthernet2/0 C 192.168.0.0/24 is directly connected, FastEthernet0/0 <Router-B> interface FastEthernet0/0 ip address 10.1.1.254 255.255.255.0 duplex auto speed auto ! interface FastEthernet2/0 ip address 172.16.1.2 255.255.255.0 no ip proxy-arp duplex auto speed auto ! ip route 192.168.0.0 255.255.255.0 FastEthernet2/0 172.16.1.1 show ip route Gateway of last resort is not set 172.16.0.0/24 is subnetted, 1 subnets C 172.16.1.0 is directly connected, FastEthernet2/0 10.0.0.0/24 is subnetted, 1 subnets C 10.1.1.0 is directly connected, FastEthernet0/0 S 192.168.0.0/24 [1/0] via 172.16.1.1, FastEthernet2/0 これで通信できた。長文失礼しました。

p ponta0423

2022/09/01 12:14

hg1120egyrさん ご説明ありがとうございます、助かります! N/W初心者なりになんとなく理解できました...! 念の念のために確認させてください。 "直接接続スタティックルートの設定"で"ポイントツーポイント接続間のIPアドレスはなんでもOK"だから 宛先が別N/Wでもポイントツーポイントで接続されているRTへ転送できる認識で正しいでしょうか? = 宛先のIPアドレス関係なしに接続されている相手に転送するでOK・・? というのも直接接続スタティックルート設定の場合、通常宛先アドレスに対してARP要求すると認識しており 別N/Wである宛先アドレスにARP要求しても同N/Wではないので応答が返ってこないのでは?と思ったからです。 = RTへ転送できない? ちょっと話がそれてしまいますが、よろしければこちらもお願いします・・・。 ルータ間はイーサネットではなく、ポイントツーポイント接続というのはどういうことでしょうか? ポイントツーポイントは、直接接続されている状態で、間には何も存在しないイメージです。 イーサーネットは、有線LANの規格で、端末?(SWとかRTなど)間が、有線LANで接続されているイメージです。 そこで疑問に思ったのが、ポイントツーポイントも有線LANで接続されているのでは? イーサーネット接続の中にポイントツーポイント接続という接続形態があるのでは??? よって同じ意味??? に頭がなってしまい、イーサーネット接続とポイントツーポイント接続の違いは何ぞや!?となってしまっております。

a arashi1977

2022/09/01 13:38

お二人とも難しく考えすぎかなーと思います。 パケットはIPヘッダの「宛先アドレス」をもとに転送先を決めます。ここはルーティングされてる間は(NATを経由しない限り)変更されません。と言うことは「インターフェースから出して、直接受け取ったルータが」宛先アドレスを見てルーティングすると言うことです。 なので - R1は192.168.1.10宛のパケットを受け取ったら、S1/0(もしくはS1/1)からパケットを送出する - R2はS1/0(もしくはS1/1)から受け取ったパケットの「宛先アドレス」が192.168.1.10なので、「自分の192.168.1.0/24に属するEthernetインターフェースから送出する」 と言うことをしているだけです。 スイッチを介したブロードキャストネットワークの場合は、インターフェースから早出しただけでは「誰が受け取るべきか」が判断できないので - ルーティング情報に「ネクストホップ(パケットを送るべきアドレス。ARPでL2アドレスを解決するために使用)」を必ず含めて、受け取ってほしい相手が特定できるようにする - ProxyARP有効にしたルータが「宛先アドレス」と自分のルーティングテーブルをチェックして代理で受け取る のどちらかになるだけですよ。

p ponta0423

2022/09/07 13:14

皆様、ありがとうございます! やっと理解できました・・。

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