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回答の正誤確認
この問題で、正答とされている
「クライアントがWLCに関連付けされた時、エントリには「ANCHOR」の印がつけられる」
について
https://www.cisco.com/c/ja_jp/td/docs/wireless/controller/8-5/Enterprise-Mobility-8-5-Design-Guide/Enterprise_Mobility_8-5_Deployment_Guide/cuwn.html#95243
で、以下の記述があります。
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サブネット間ローミングは、WLC がクライアントのローミングに関するモビリティ メッセージを交換する点でコントローラ間ローミングと似ています。ただし、クライアントのデータベース エントリを新しい WLC に移動するのではなく、元のコントローラのクライアント データベース内で該当クライアントに「アンカー」エントリのマークが付けられます。
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上記は、ローミング発生のタイミングで、「アンカー」の印がつけられるという
ことかと思いますので
「クライアントがWLCに関連付けされた時、エントリには「ANCHOR」の印がつけられる」
は、誤答ではないでしょうか?
逆に、誤答とされている
「クライアントは移動すると移動先のWLCに関連付けされる」
の「関連付け」というのは、無線LAN接続における「Association」フェーズ
を指しており、「Association」の操作は、「移動先のWLC」で行われるかと
思いますので
「クライアントは移動すると移動先のWLCに関連付けされる」
は、正答ではないでしょうか?
上記の様に、選択肢の正誤が誤って定義/解説されていると思われたのですが
いかがでしょうか。
すみませんが、ご存じの方がおられたら、教えて下さい。
########################
サブネット間ローミングは、WLC がクライアントのローミングに関するモビリティ メッセージを交換する点でコントローラ間ローミングと似ています。た>だし、クライアントのデータベース エントリを新しい WLC に移動するのではなく、元のコントローラのクライアント データベース内で該当クライアントに「アンカー」エントリのマークが付けられます。
########################
上記は、ローミング発生のタイミングで、「アンカー」の印がつけられるという
ことかと思いますので
ここからはローミング発生のタイミングで「アンカー」の印がつけられるという風には読み取れないような気がします。
この説明では特にタイミングについては明記してないように思いますが...
単に、
「コントローラ間ローミングのようにクライアントのデータベースエントリを新しいWLCに移動するのではなく、サブネット間ローミングは「アンカー」エントリのマークを使う仕組みである」
ということが述べられているだけなのでは?
もし以下のように解釈されていてタイミングについて仰っているのなら、それは飛躍してしまっているのではないでしょうか。
コントローラ間ローミングでは "ローミング発生時に" クライアントのデータベースエントリを新しいWLCに移動する
=サブネット間ローミングでは "ローミング発生時に" 「アンカー」エントリのマークを使う
(このような解釈ではないとしたらすみません)
アンカー機能で無線LANクライアントは同じIPアドレスのまま通信を継続するためには、最初に関連付けした時点(ローミング発生より前)でそのWLCがアンカーコントローラであることが確定されているはずなのでは?
なので、以下のような流れで処理が発生するのではないかと思います。(解説の図を参照しながら読んでください)
1.クライアントがAP1に接続
2.AP1はWLC1に接続しているので、最初に関連付けされたWLC1がアンカーコントローラとなる
(WLC1のクライアントデータベースのエントリには「ANCHOR」の印がつけられる)
3.クライアントが「192.168.10.1」を使って通信を利用
4.クライアントが場所を移動
5.クライアントがAP2に接続
6.AP2はWLC2に接続しているので、WLC2が外部コントローラとなる
(WLC2のクライアントデータベースにエントリがWLC1からコピーされる。WLC1は「ANCHOR」だったので、WLC2には「FOREIGN」の印がつけられる)
7.クライアントが「192.168.10.1」を使って通信を継続
※最初にアンカーコントローラが確定しているので、何度も移動してその都度異なるWLCに接続してもアンカーコントローラは常に変わりません。
上記の流れでいうと「クライアントがWLCに関連付けされた時、エントリには「ANCHOR」の印がつけられる」は正解になると思います。
コメント
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k kz5835
2023/05/17 21:11
tym78様 ご回答、有難うございます。 質問で示したページを質問の様に読解の理由について 説明させて頂きます。 https://www.cisco.com/c/ja_jp/td/docs/wireless/controller/8-5/Enterprise-Mobility-8-5-Design-Guide/Enterprise_Mobility_8-5_Deployment_Guide/cuwn.html#95243 で、ローミング発生時にANCHORがマークされるとされていることは、以下の部分から判断しました。 ①コントローラ間ローミングとサブネット間ローミングが対比される形で記載 されており、この2種のローミングを説明する文章を比較すると、いずれも データベースエントリの変更の契機は、ローミング先の新しいWLCからもとの WLCへのモビリティメッセージの送信とされているかと思います。 >アンカー機能で無線LANクライアントは同じIPアドレスのまま通信を >継続するためには、最初に関連付けした時点(ローミング発生より前) >でそのWLCがアンカーコントローラであることが確定されているはず >なのでは? 必ずしもそうではなく、上記ドキュメントでは、モビリティメッセージ 発生後の処理でマークされることが記載されていると思います。 ②「図 2-32 サブネット間ローミング」の最上部に Client A entry copied to new WLC, Anchor and Foreign tags created. の記載があり 1.クライアントがAP2に接続 2.WLC2がWLC1にモビリティメッセージを送信し、モビリティ交換開始 3.該当クライアントのデータベースエントリをコピーし ANCHOR,FOREIGNのタグが生成される とされています。 ③もし、最初のWLC1との関連付けの際にANCHORがマークされる のであれば、コントローラローミングの場合でも、ANCHORはマーク されていることになりますが、コントローラローミングの説明では その様な情報はなく、サブネット間ローミングの場合のみ 「アンカー」エントリのマークが付けられるとの説明があり 文脈から、「アンカー」エントリのマークがWLC2~WLC1間の モビリティ交換時に行われとされているかと思います。 上記について、可能であれば、見解を教えて下さい。 また 「クライアントは移動すると移動先のWLCに関連付けされる」 は、「Association」が移動先のWLC2で行われることから 明らかに正解の様に見えることも、 「クライアントがWLCに関連付けされた時、エントリには「ANCHOR」の印がつけられる」が、(正答の数が2個の前提にたてば)誤答であると 感じれらる要因のひとつですが こちらについても、可能であれば、見解を教えて下さい。 宜しくお願いいたします。