助け合いフォーラム
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適切な対応について
本文において、問われているのは「適切な対応」となっています。
「オートスケールを利用し拡張が行われるようにする」については不正解となっていますが、その理由として記載があるのは
>パフォーマンスの改善にも役立ちますが、本設問では参照が多いことがわかっているため、まずはリードレプリカによる参照処理の負荷分散を行うのがよいでしょう。
となっています。問題に対してオートスケールはパフォーマンスの改善に役立つものであると思いますが、
「適切な対応」を問われているときに2つの回答が考えられる場合にリードレプリカによる参照処理の負荷分散が回答として望ましいとされる
根拠はなんでしょうか。本試験において常にコスト最適化は特に記載がない場合は回答条件として優先されるということでしょうか
設問のここの話ですね。
検索クエリの同時実行数が増えてもパフォーマンスが低下しないようにしたい
オートスケーリングって基本的に「負荷が上昇している」ときにリソースを増やして、「負荷が下降している」ときにリソースを減らすものですよね。DBアクセスにおいて負荷が上がる時って「追加、更新、削除」といったデータの変更に伴うCPUやDiskアクセスが増える場合か「変な検索によってストレージから大量にデータを読み出す」必要がある時なんですよね。ですが設問の状況は「検索クエリの同時実行数が増え」る場合なので、負荷が上がることよりも同時に処理できる数を増やすのが良いかなと。負荷が上がらず、でも同時接続、同時実行は多いという状態だったらオートスケーリングがなかなか発動しなくて効果がないこともありうるかなと思います。
例えばの話ですが
- 自動改札機は1人処理する単位時間や負荷は大きくないので、利用者が多いことがわかっているのであれば最初から多く設置しておく
- みどりの窓口は負荷が低い時は1人でやってるが、それぞれの対応ごとにやることや発見枚数や実施する作業が異なるので、負荷が高くて処理待ち(行列)ができたら都度対応者を増やしたり減らしたりする
というのに近いのかなぁと。
コメント
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m milkman
2023/07/16 12:09
ありがとうございます。 オートスケールについて、設問のようなケースの場合は他の回答より効果が出ないことが想定されるため、ということですね。よくわかりました。