助け合いフォーラム
正解
商品ページをAmazon S3でホスティングし、AWS FargateとAmazon ECSで動的処理を実行し、Amazon RDSに購入履歴やユーザーのアカウント情報を保存する
解説
- 静的コンテンツの安定配信:
静的コンテンツのホスティングにはS3が最適です。
- Dockerコンテナを使用し、変動するトラフィックに迅速に対応可能な動的処理:
FargateとECSの組み合わせ、FargateとEKSの組み合わせともDockerコンテナの実行に適しており、自動スケーリングもサポートしており問題ありません。
- 購入履歴やユーザーアカウント情報のリレーショナルデータベースでの管理:
リレーショナルデータベースサービスにはRDSとAuroraがあります。
- サーバーの運用管理を効率化:
Fargateはサーバーレスのコンテナサービスであり、サーバーの運用管理が不要でとなり効率化が実現できます。
コンテナオーケストレーションにECSを使用する場合、ECSは他のAWSサービスとしての統合が深く、他のサービスとの連携が容易であるため運用管理が簡素化できます。
一方コンテナオーケストレーションにEKSを使用する場合、Kubernetesクラスタの設定と管理が必要となり管理負担が増えます。
- インフラの自動スケーリングとデプロイの簡素化:
FargateとECSの組み合わせ、FargateとEKSの組み合わせとも要件に当てはまります。また、S3のホスティングは管理が簡単であるため要件にあっています。
よって全ての要望を満たしている正解は以下となります。
・商品ページをAmazon S3でホスティングし、AWS FargateとAmazon ECSで動的処理を実行し、Amazon RDSに購入履歴やユーザーのアカウント情報を保存する
その他の選択肢については、以下の通りです。
・Amazon EC2インスタンスで静的コンテンツの表示と動的処理を実行し、Amazon Auroraに購入履歴やユーザーのアカウント情報を保存する
EC2は柔軟性が高く、静的・動的コンテンツの両方の表示に使用できます。しかしEC2は柔軟性が高い一方、インスタンスの運用やセキュリティ管理などの手間がユーザーに求められるため、運用の効率が低下する可能性があります。この点で「サーバーの運用管理を効率化」の要望を満たすことは難しいです。よって誤りです。
・商品ページをAmazon S3でホスティングし、Amazon EC2インスタンスで動的処理を実行し、Amazon DynamoDBで購入履歴やユーザーのアカウント情報を保存する
EC2は前述した通り、「サーバーの運用管理を効率化」の要望を満たすことは難しいです。またDynamoDBはNoSQLデータベースであるためリレーショナルデータベースの要件に合いません。よって誤りです。
・商品ページをAmazon S3でホスティングし、Amazon API GatewayとAWS Lambdaで動的処理を実行し、Amazon ElastiCacheに購入履歴やユーザーのアカウント情報を保存する
API GatewayとLambdaはサーバーレスアーキテクチャを提供するため、サーバーの運用管理の負担を減少させることができます。ですが、API GatewayとLambdaの組み合わせでは要望であるDockerコンテナを利用できません。また、ElastiCacheはインメモリデータストアであるためリレーショナルデータベースとしての要望を満たしていません。よって誤りです。
・商品ページをAmazon S3でホスティングし、AWS FargateとAmazon EKSで動的処理を実行し、Amazon RDSに購入履歴やユーザーのアカウント情報を保存する
正解との違いは、コンテナオーケストレーションにEKSを使用することです。EKSはAWSが提供するKubernetesのマネージドサービスです。現在Kubernetesで運用している場合は、EKSでも既存のツールや知識を活用できますが、新規環境を作る場合は新たに知識やKubernetesクラスタの設定と管理が必要となるため、運用管理の負担が増えます。よって誤りです。
学習テキスト
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Dockerコンテナについて
問題:
あるeコマース企業がAWSに新しいオンラインショップを立ち上げる準備をしている。担当者と話をしたところ以下のような要望があった。「商品ページなどの静的コンテンツを安定的に配信する必要がある。カート処理やユーザーのアカウント管理などの動的な処理は現在運用して実績のあるDockerコンテナを使うが、変動するトラフィックに迅速に対応できないと困る。購入履歴やユーザーのアカウント情報はリレーショナルデータベースで安全に管理したい。サーバーの運用管理は減少させ、インフラストラクチャの自動スケーリングとデプロイを簡素化したい。」担当者の希望要件を満たす最も効果的なアーキテクチャはどれか。
こちらの問題について「現在運用して実績のあるDockerコンテナを使う」という要件があるため
「商品ページをAmazon S3でホスティングし、AWS FargateとAmazon EKSで動的処理を実行し、Amazon RDSに購入履歴やユーザーのアカウント情報を保存する」が正解と考えたのですが
「商品ページをAmazon S3でホスティングし、AWS FargateとAmazon ECSで動的処理を実行し、Amazon RDSに購入履歴やユーザーのアカウント情報を保存する」が正解でした。
解説には以下と書かれていますが、Dockerコンテナの運用実績があるとわざわざ問題文に書いてあるので
Kubernetesで運用していると考えそうですが、どう考えるべきでしょうか?
解説:
正解との違いは、コンテナオーケストレーションにEKSを使用することです。EKSはAWSが提供するKubernetesのマネージドサービスです。現在Kubernetesで運用している場合は、EKSでも既存のツールや知識を活用できますが、新規環境を作る場合は新たに知識やKubernetesクラスタの設定と管理が必要となるため、運用管理の負担が増えます。よって誤りです。
Dockerコンテナを使っているが、Kubernetesで運用しているとも、コンテナオーケストレーションを利用しているとも書いてないので、
現在Kubernetesで運用している、とまでは思いませんでした。
いかがでしょうか?
コメント
「サーバーの運用管理は減少させ」たいとか「デプロイを簡素化したい」って言ってますし、KubernetesでDockerコンテナをServiceとして常駐させるための環境構築やらをするよりもECSでServiceとして起動しておくほうが簡単とかいう話はないですか?
コメント
「Dockerコンテナ」と「Kubernetes」は類似したシステムではありますが、
厳密には異なるものになるようです。
https://cloud-ace.jp/column/detail229/
※外部サイト
そのため、「Dockerコンテナを使っている=Kubernetesが使える」という式にはなりません。
結果、EKSに切替えた場合は「実績のあるDockerコンテナを使う」という前提要件から外れます。
コメント
AWSの推奨としては、コンテナオーケストレーションを利用する場合はECSです。
マネージドサービスとまではいかないにしても、管理が簡単になっており、Fargateなどの他サービスとの親和性も高いです。
例外は現在Kubernetesで運用している場合です。解説にもある通り、EKSだと既存のツールや知識を活用できるためです。
実際はKubernetesの方が有識者が多く、OpenshiftなどのPaasを利用できる点でEKSの方が推奨されるべきかと思いますが。。。
コメント
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s shia125
2024/02/29 21:18
ご返信ありがとうございます。 そうなりますと、以下の2択から最適解を選ぶ手がかりがなくなってしまうと思いました。 独自規格を使いたい、OSSを使いたいなどの要件が書いてあれば別ですが・・・。 ・商品ページをAmazon S3でホスティングし、AWS FargateとAmazon ECSで動的処理を実行し、Amazon RDSに購入履歴やユーザーのアカウント情報を保存する ・商品ページをAmazon S3でホスティングし、AWS FargateとAmazon EKSで動的処理を実行し、Amazon RDSに購入履歴やユーザーのアカウント情報を保存する