助け合いフォーラム

Cisco

CCNA(200-301)
問題ID : 6124
問題を開く
音声VLANの設定について正しい記述はどれか。(2つ選択)

正解

スイッチの単独のポートに PCと IP Phoneを接続する際に必要になる設定である

音声VLANを設定するポートはアクセスポートにする

解説

音声VLANとは、IP PhoneとPCのデータを別々のVLANに分離する機能です。
音声VLANを設定し、音声トラフィックとデータトラフィックを論理的に分離することで、音声トラフィックを優先的に処理できるようになります。

音声VLANを設定する際は以下の点に注意する必要があります。
・音声VLANを設定するポートはアクセスポートにする
・音声VLANを設定するポートではCDPを有効にしておく(CDPはデフォルトで有効になっているため、CDPの設定は必要ありません)
・音声VLANを設定すると自動的にPortFastが有効になる

よって正解は
・スイッチの単独のポートに PCと IP Phoneを接続する際に必要になる設定である
・音声VLANを設定するポートはアクセスポートにする
です。

その他の選択肢については、以下の通りです。
・音声VLANを設定する場合は、CDPを無効にする必要がある
IP Phoneの検出や音声VLANの通知などで必要になるので、CDPは有効にしておく必要があります。

・音声VLANを設定する場合は、CDPを有効にするための設定も必要になる
CDPはデフォルトで有効になっているため、CDPの設定は必要ありません。

・音声VLANを設定する場合は、PortFastを有効にするための設定も必要になる
音声VLANを設定すると自動的にPortFastが有効になります。

参考

【音声VLAN】
音声VLANとは、IP PhoneとPCのデータを別々のVLANに分離する機能です。
音声VLANを設定し、音声トラフィックとデータトラフィックを論理的に分離することで、音声トラフィックを優先的に処理できるようになります。

【音声VLAN設定時の主な注意点】
音声VLANを設定する際は以下の点に注意する必要があります。
・音声VLANを設定するポートはアクセスポートにする
・音声VLANを設定するポートではCDPを有効にしておく(CDPはデフォルトで有効になっているため、CDPの設定は必要ありません)
・音声VLANを設定すると自動的にPortFastが有効になる

【音声VLANで使用する主なコマンド】
(config-if)#switchport mode access
音声VLANを使用する場合、ポートはアクセスポートにします。

(config-if)#switchport voice vlan {VLAN_ID}
音声用のVLANを指定します。ここで設定された音声用のVLANは、CDPによってCisco IP Phoneに通知されます。

(config-if)#switchport access vlan {VLAN_ID}
PCデータ用のVLANを指定します。

#show interfaces [インターフェース] switchport
スイッチポートの設定情報を表示します。

音声VLAN設定例)
(config-if)#switchport mode access
(config-if)#switchport voice vlan 10
(config-if)#switchport access vlan 30


音声VLAN確認例)
#show interfaces FastEthernet 0/1 switchport

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【問題ID:6124】スイッチの単独のポートに PCと IP Phoneを接続する

公開日 2022/08/18

どうしてPCとIP Phoneは、同じケーブルでつなぐのでしょうか?

スイッチの単独のポートに PCと IP Phoneを接続する
ネットで調べても理解できませんでした。(それっぽい情報が探せませんでした。)

2022/08/18 22:22

スイッチーーーIP PhoneーーーPC
                  ↑                        ↑
     ケーブル1           ケーブル2

ケーブルは違うケーブルでつなぎます。
IP PhoneにLANケーブルを挿せる箇所が2つあります。


コメント

n noten

2022/08/19 10:23

回答になってなかったですね汗 今気づきました。すみません。

p ponta0423

2022/08/19 14:49

いや、同じケーブルにつなぐって書いていた自分悪いです・・・。 すみません!

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2022/08/19 13:19

参考URL欄の『ネットワークエンジニアとして「Voice VLAN」』にもありますが、
Cisco IP Phoneには「NW機器接続用ポート」と「PC接続用ポート」の2口があり、
IP Phoneを中継する形で接続することにより、NW機器の物理インターフェースの使用数を
節約することが出来ます。

接続のイメージは、参考欄の図解がそのままです。


コメント

p ponta0423

2022/08/19 14:52

参考URL欄見ておりませんでした・・・。 物理ポート節約のために、そのような接続方法をとっているのですね! 勉強になりました、ありがとうございます!

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2022/08/20 16:59

スイッチから「人が座る机」までの間のケーブルを1本で済ませたいから、というのが一番わかりやすいかもしれません。
これまでPCだけが配備されていたオフィスに「既存のケーブルをそのまま流用してIP Phoneを追加できます!IP Phoneにはスイッチ向けとPC向けのポートがあるので、間に挟む形で設置すれば追加工事を抑えてIP Phoneを展開できます!」って言われたら、追加のケーブル不要で増やせるならいいかなって思って導入されやすくなる、という話かなーと。


コメント

p ponta0423

2022/08/20 23:06

なるほど、たしかにそっちの方がしっくりきますね!! ありがとうございます!!!

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