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EIGRPのauto-summaryについて
RA,RBそれぞれにauto-summaryが設定されています。
RAの広報する経路は以下二つです。
172.16.1.0/24
192.168.1.0/24
RAに設定されたauto-summaryはRAがEIGRPで広報すると指定した経路を集約する機能だと理解しています。
RAからRBに対して172.16.0.0/16を広報したようですが、これは何と何の経路を集約したのでしょうか?
RAに設定されたauto-summaryはRAがEIGRPで広報すると指定した経路を集約する機能だと理解しています。
RAからRBに対して172.16.0.0/16を広報したようですが、これは何と何の経路を集約したのでしょうか?
指定した経路「を」集約するのではなく、指定した経路「に」集約すると理解された方が良いかと思います。
また、 auto-summary
は「クラス境界(メジャーネットワーク)を超えるときに、メジャーネットワーク単位に自動的に」集約するものです。クラス境界の例としては
- 10.0.0.0/8
- 172.16.0.0/16
- 172.17.0.0/16
- 172.31.0.0/16
- 192.168.0.0/24
- 192.168.255.0/24
などがあります。
172.16.1.0/24 は 172.16.0.0/16 に含まれますので、「172.16.0.0/16に自動的に集約」されます。自分で意図した範囲に集約する場合は ip summary-address eigrp
を使います。
この問題の説明は、以下のシスコのドキュメントも参考になるかと思います。
https://www.cisco.com/c/ja_jp/support/docs/ip/enhanced-interior-gateway-routing-protocol-eigrp/118974-technote-eigrp-00.html#anc62 が
コメント
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e engine10
2023/07/24 23:15
ご回答ありがとうございます。 何度か読み直して少し理解できました。 クラス境界の例をいくつか列挙いただいていますが、これはCiscoがどこかのドキュメントでメジャーネットワーク単位として記載しているという理解で正しいでしょうか。 添付いただいたリンク先には記載がなく、教えていただきたいです。