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2022/03/31 返信
ルーティングループ解消について

28776の参考URLには以下のように記載されいています。

注:ルート再配布のメカニズムは、Ciscoルータ独自のものです。シスコ ルータの再配布ルールでは、再配布されたルートはルーティング テーブル内に格納されるように規定されています。ルートがルーティング トポロジまたはデータベース内にあるだけでは不十分です。アドミニストレーティブ ディスタンス(AD)が低いほうのルートが、常にルーティング テーブルに格納されます。

https://www.cisco.com/c/ja_jp/support/docs/ip/enhanced-interior-gateway-routing-protocol-eigrp/8606-redist.html#ad
この前提を踏まえて、各ルータのルーティングテーブルに注目するとわかりやすいかもしれません。
まずは通常の動作
・RCがBGPで192.168.51.0を学習。「B 192.168.51.0」が載る
・RCはBGPをEIGRPに再配送しているのでRAに「B 192.168.51.0」を伝える
・RAのルーティングテーブルに192.168.51.0が載る
・RAがRBに192.168.51.0を伝える
・RBのルーティングテーブルに192.168.51.0が載る
・RBがRCに192.168.51.0を伝える
・RCは192.168.51.0をOSPFで学習。BGPよりもAD値が低いのでOSPFで学習した情報を使うようになる。「O E2 192.168.51.0」が載り「B 192.168.51.0」が消える
これでループができてしまいます。

ここからがPnt910_211さんの疑問点だと思いますが、こんな感じの動きになります。
・RCはOSPFをEIGRPに再配送していないのでRAに「O E2 192.168.51.0」を伝えない ※BGPの経路情報「B 192.168.51.0」はルーティングテーブルに無いので再配送で使われない
・RAのルーティングテーブルから192.168.51.0が消える
・RAがRBに192.168.51.0を伝えなくなる
・RBのルーティングテーブルから192.168.51.0が消える
・RBがRCに192.168.51.0を伝えなくなる
・RCのルーティングテーブルからOSPFで学習した192.168.51.0が消える
これでループが一旦解消されます。
そしてOSPFで学習しているRCの「O E2 192.168.51.0」が消えたので、BGPで学習している「B 192.168.51.0」がルーティングテーブルに復活する。BGPは再配送してるので・・・の繰り返しになるかと思われます。

2022/03/30 返信
誤記の指摘

これ実はどちらも使えるし同じコマンドとして認識されるのです。

Router(config)#ip domain? ←スペースなしで続くコマンドを確認
domain  domain-list  domain-lookup  domain-name ←「ip domain-name」というコマンドが存在する

Router(config)#ip domain ? ←スペースありで続くコマンドを確認
  list         Domain name to complete unqualified host names
  lookup       Enable IP Domain Name System hostname translation
  multicast    Define the domain name for multicast address lookups
  name         Define the default domain name ←「ip domain name」というコマンドも存在する
  retry        Specify times to retry sending a DNS query
  round-robin  Round-robin multiple IP addresses in cache
  timeout      Specify timeout waiting for response to a DNS query

実際に設定して確認。まずは「-」あり

Router(config)#ip domain-name cisco1
Router(config)#do show run
<省略>
!
ip domain name cisco1 ←「-」無しで登録されている
ip cef

続けて「-」なしで設定して確認

Router(config)#ip domain name cisco2
Router(config)#do show run
<省略>
!
ip domain name cisco2 ←上書きされている
ip cef

ということで、どちらも同じコマンドとして正しく認識されます。

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