yklvさんの助け合いフォーラム投稿一覧
最近ではzを明示的につけなくても圧縮形式を認識して表示や展開をしてくれるようになったみたいですね。
自動判定に頼らず指定した方が最も確実であるとか、古めのシステムではzオプションを付けたほうが動作の互換性が保たれるとかで、望ましいとされているのかも・・・?
zは実際には出番がなくなってきていても圧縮時には明示が必要なオプションですから知っておいて損はないとはいえそうです。
「3TB以上のHDDからの起動をサポートする」としているのは、UEFIがBIOSと比較して大容量HDDをサポートできるという利点を強調しているのでしょう。
「大は小を兼ねる」で、BIOSのサポート範囲0~2.2TBももちろんサポートしているし、それより大きい容量もサポートしています。
日本語としては、
「3TB以上のHDDからの起動をサポートする」という選択肢は、「3TB以上のHDD」にしか言及していませんから、
その他の場合について必ずしも逆(サポートしない)を意味するものではない、のだと思います。
この文では3TB未満のHDDについては何も言及されておらず、サポートするかしないかの情報が含まれていません。
図式の後には
CentOSやUbuntuなどの主なディストリビューションでは、ログインシェル起動時はデフォルトの ~/.bash_profile または /.profile から、/.bashrc を読み込むようになっています。
と注釈がありますので、
~/.bash_loginから読み込まれる場合もあるが、「多くの場合は」 ~/.bash_profile または ~/.profile から読み込まれるということではないでしょうか。
基本的には設問と正解でとりあげられているポイントが試験でも重要な点なのではと思います。
表は特徴が短くまとめられたものですので、状況に応じた答えは、各設問の正答・誤答の解説文を読む形になるかと思います。
この問題では、「^15$」専用の誤答解説文が用意されており、そこに「(15)にマッチする正規表現」と記載されています。
・誤答の解説文
・^15$
行頭が1で、行末が5の文字(15)にマッチする正規表現ですので、誤りです。また、「test.txt」にマッチする行はありません。
また、誤答「^15$」を選ぶ方は正答「^1.*5$」と見比べ、正答の解説文も読まれるはずなので
「^15$は1と5の間に任意の文字列も何もないから、この状況では不適切」なことは伝わるように思われます。
・正答の解説文
選択肢の中で「12345」とのみマッチするのは、行頭が「1」、行末が「5」、その間は任意の文字列を表している「^1.*5$」です。
メタキャラクタは厳密には、シェルによって特別に解釈される文字の意味ですが、ワイルドカードをイメージしていただくとよいかもしれません。
メタキャラクタ(シェルに直接解釈される位置にあるワイルドカード)はファイルやディレクトリの名称を検索するときに使用し、
正規表現はファイル内のテキストを検索するときに使用します。
この問題はファイル内のテキストを検索しようとしているため、正規表現について問われているのでしょう。
それから、「正規表現を使用したテキストファイルの検索」分野の問題は正規表現に関する問題で、
「コマンドラインの操作」分野の問題はメタキャラクタに関する問題と思われます。
LinuC公式関連のレベル1学習者向けのpdfに「gdiskコマンドでも、GPTまたはMBRパーティションを作成、設定変更、削除できます。」と記載されているものがありました。
https://linuc.org/docs/seminar/20201212_linuc1.pdf#page=29
もしかすると「gdiskはMBRをGPTに変換した上でパーティション作成を行える」ことを「gdiskはMBRにパーティション作成を行える」と表現しているのかもしれません。材料(MBR)と目的(パーティション作成)だけを見れば、たしかに実現可能といえそうです。
LinuC公式で項目(分野)ごとに重要度という指標が公開されていまして、重要度の数字が大きいほど実際の試験で多めに出題されるようです。
https://linuc.org/linuc1/range/101.html